2013/12/25 クリスマスイブなのに銭湯

世間は一年で最大のイベントのひとつ、イエス•キリストのこの世への誕生を祝うと言う建前つきのお祭り騒ぎで誰もかれもテンション上がってる中、普通のテンションで銭湯に行ったってのは、一体どこのどいつだい?


あたしだよ!


(今、書いててこれは誰のネタだっけ?あー、桜塚やっくんかぁ、割と好きだったのになあと思ったけど、何か違う気がする。でも確信が持てない。※)


しかしながら、本日わたくし、クリスマスイブにふさわしい光景を銭湯で生まれて初めて目のあたりにしました。憧れの、「壁越し出るよ宣言」です。


彼氏と彼女でも夫と妻でもいいんですが、異性同士で行った場合、入る場所が違いますでしょ。なので、大抵入る前に「何時にね」と待ち合わせすると思うのですが、恋人同士の関係性にファッション雑誌で言うところの「こなれ感」を加えると、待ち合わせ時間なんて設定せず、お互いが好きなように入って、どっちかが先に出そうなところで、壁越しに「もう出るよー」と叫ぶわけです。


この分かりあってる感!付き合い長いよ感!お互いの存在が自分の日常に普通に溶け込んでる感!憧れるわ。だって慣れてなかったら、もう出るよーって叫んだ時点で相手はもう上がってて返事もなく、ポツンと一人、ただ大声出しただけの人になる危険性もはらんでるわけでしょ。付き合いが浅いと自分の声が自分の声だと認識してもらえるのかな、とか、違う人が返事してきたらどうしよう、とか考えて声かけられなくなることだってありそうだし。


かといって、馴れ合い過ぎると、フツーに上がって家に着いてから、あ、いけね!旦那置いてきちゃった、なんてこともあるだろうし。この壁越し出るよ宣言は、ちょうどいいあんばいの関係性の男女にしか許されない特権のように思えるのですがいかがでしょうか。


ある意味クリスマスイブにふさわしい光景ですよね。


というわけで、歯を磨いて寝ます。みなさん、良いクリスマスと年末をお過ごしください。


※後日、友人に「あれはにしおかすみこだよ」とツッコミをいただきました。人間の記憶って曖昧だなぁ。いや、私だけか。

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