2013/10/9 ラスト銭湯、ニュー銭湯
引っ越しの前日と、引越しの初日、それぞれ元の住所と新しい住所で最寄りの銭湯に行きました。前日はいつもの東湯(A.K.A.湯〜ゆ〜ランドあずま)でラストお風呂inイケブクロ。
捨てても捨てても詰めても詰めても、荷造りが終わらず泣きそうになりながらも、銭湯が閉まっちゃう!と荷造りを途中で一旦放り出しての慌ただしい入浴だったので、ばたばたしてゆっくりは入れず。いつものピンクのタオルを頭にまいたサウナおばさん(サウナさんと勝手に命名)の姿も今日で見納め。でも、おばさんはこれからも毎日ここでサウナと水風呂の往復をストイックにつづけるんだろうな、と思ったら、何か安心した。自分がいつもフワフワ生きているので、変わらない何かを見るとものすごく好ましいと思う。
日付変わって、ほぼ完徹で荷造りを終え、白い灰になりながら新天地での初入浴。以前から調べていた最寄りの銭湯は、マンションを出て、次の角を曲がったらすぐ。徒歩1分。あまりの近さにびっくり。
ドキドキしながら靴を下駄箱に入れ、自動ドアを開けたら、目の前に予想以上に近距離でフロントのおばあちゃんの顔があってびっくり。ち、近っ!
肝心の銭湯は、彼の地で通った東湯の、岩風呂、薬湯、バイブラ風呂、寝風呂、水風呂など、多彩なお風呂のバリエーションに慣れた身としてはちょっと物足りない。水風呂がないので、反射浴が出来ないのも残念。
でも、狭いけど露天風呂があるのは好印象。ぬるくていくらでも入れる。露天に入ってる時、何回かチュルチュル的な甲高い、ネズミの鳴き声みたいなタラちゃんの足音みたいな音がしたけど、何だったんだろう。ネズミにしてもタラちゃんにしても、その2択だったら裸を見られてもまあ別にいいか。
それにしても肉体労働した後のお風呂って、何であんなに気持ちいいんだろう?私は体育会系の部活ではなかったけど、もしかして運動部の人たちは毎日あんなに気持ちいい思いをしてるのだろうか。いいなー。筋違いなジェラシー。運動部、入れるわけないのに。ってくらい気持ちよかった。
何だかいつもより早くあったまって上がったので、相変わらず距離が近いフロントのおばあちゃんに「何だかすごく早くあったまったんだけど、ここんちのお風呂は温泉かなんかですか?」と訊いたら、温泉ではないけどねぇ、と言った後、笑って「うちはお湯を木材で沸かしてるから、お湯がいい、やわらかいっておっしゃるお客さんはいらっしゃいますけどねえ」と言った。最近のトレンドは灯油とかガスとかで沸かすものなのかな?いまどき木材は珍しいそうだ。おばあちゃんのお勧めはやはり露天風呂らしい。また入りに来てー、と言われたので、また来ます、と言って出た。
引っ越し先は温泉含めて銭湯が豊富にあるので、攻略が楽しみ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます