2012/7/2 衣ほすてふ 天の香具山
道端に咲く花や、気候、行き交う人の服装、飲食店のメニュー、レジャー雑誌の特集、いろんなものによって、人は季節を感じます。
私が季節を感じたのは、銭湯の蛇口でした。
私が通う銭湯は、お湯とお水とふたつ蛇口があって、お湯の方だけ出すとあちちっ!となる湯温のためいつも同時に出して調整して使っています。
なのに、こないだ行ったら、あれ?あちちってならない…ちょうどいい。なぜ。
ハッ!これはもしや?夏仕様にぬるめにしてくれている?スゲー!
…と感激しながらお風呂に入ったのです。銭湯の湯温で季節を感じるとは、何とも銭湯道上級者っぽいではありませんか。てへぺろ。
そんなことを考えながら、今日も今日とて銭湯に赴き、鼻歌交じりに勢い良くお湯を出したら。
あづっ!
…いつも通りの攻撃的な湯温でした。…あれ?
結論としては、単に前回私が使った蛇口がちょっと壊れてたってことらしいです。
そうだよね。そんな、季節に応じて微妙な温度調整をはかるなんてデリカシーのあること、街の古い銭湯がするわけないよね。てへぺろ。
でもね、お風呂上りの帰り道はやっぱり冬と違うね。夜風に吹かれながら麦茶のペットボトル片手に歩いてると、あー涼しくて気持ちいいってなるもんね。夏には夏の、冬には冬の銭湯の気持ちよさがあるものですね。夏の銭湯もおすすめなのでした。おやすみなさい。
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