2012/8/16 銭湯来客類型化

銭湯には、いろんな人が来る。うちのお風呂が壊れたから、単純に風呂なし物件に住んでるから、大きいお風呂が好きだから、など、理由も様々だ。


様々な人が様々に集まるから、いきおいその入り方も本当に様々だ。


最近、しかしながら、銭湯での過ごし方にもいくつかパターンがあるというか、類型化が可能なことに気づいた。当然ながら私は女湯部門にしかエントリー出来ないので、男湯には男湯のスタンダードがあるのかもしれないが、私なりにまとめた銭湯類型化を記したいと思う。


1:シャーク・タイプ

このカテゴリの人は、とにかくせわしない。体を洗うにしても、マッサージを兼ねる、浴槽に浸かるにしても、美容体操やストレッチ運動を兼ねるなど、「一つで二度美味しい」ことを追い求めるタイプ。その姿はまるで泳いでないと死んでしまう鮫のようだ(あれ?それってマグロだっけ)。


ひとつひとつの行動が素早く、滞在時間も短い。アカスリブラシ、プッシュするだけでボディソープが泡になるボトル、風呂椅子に敷くハンドタオルなど、便利ガジェットを多く持ち歩くのも特徴的。銭湯で歯磨きするのもこのタイプに多い。浴槽内で絶え間なく動き回るので、一緒に入っているとお湯がチャプチャプして時々いたたまれず、感じ悪くならない範囲で違う浴槽に移動を余儀なくされる。


2:マンボウ・タイプ

お風呂に入るのは何故か。リラックスしたいからだ。というのがこのタイプ。とにかくゆったり、ゆっくり浸かりたい。浴槽の中で動かざること山のごとし。


滞在時間の50%以上を浴槽の中で過ごす。たっぷりのお湯に浸かることが目的なあまり、局部だけをざっと流して体を洗わずにまず浴槽に入る人もいるため、注意が必要。


滞在時間も長めで、脱衣所でも服を着ずにタオル一枚でテレビでイ・サンに見入ったりしている。


長くなりそうな気がするので、続く。

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