場外乱闘ぐるぐる編~狂犬生活~

ロイドシャー・アラフォーフ・デブネンコ

第1話 ケイマンって誰?

 初めまして!中年狂犬ロイド―シャ・アラフォーフ・デブネンコことロイドです。


 歯槽膿漏の牙で鈍く噛みつく時事ネタが得意です。

 ではロイドがどれくらいの時事通なのかお話ししましょう。


 ケイマン、ケイマンって、ニュースで言っていて、なんだか耳に残っており、ケイマンって活躍してるんだなー。なのかと思っておりました。


 という原始人並みの時事通であります。


 ロイドの家は超マッチョというか、まあ非文明家庭。取っている新聞はのみという信じられない環境。(いやね、スポーツ新聞が悪い訳じゃないですよ。その証拠にロイド家はお金をきちんと払ってスポーツ新聞を選択しているのですから。)ま、とにかくスポーツと芸能だけにはやけに詳しい。まあ子供がお年頃になったら、朝〇新聞や毎〇新聞とか取らねばならぬと思っております。(〇で隠している意味がないな。)

 

 それはさておき、ケイマンがどこの球団の選手かちゃんと調べようと思って「ケイマン」でググってみたら・・・。





 

 まず最初に人間では無かったよね。もうここの時点で当たりもかすりもしない。調べなければ脳味噌の奥底でケイマン=外国人っていうデータが残ってしまっていたはずだ。無知とは恐ろしいものよ。


 正しくはケイマン諸島の事なんですね。へー。なるほどなるほど。

しかも租税回避地としていろいろな国からが、に見えない形でこの諸島に埋まっている訳ですな。

川口浩探検隊がうっかり探検に行っても、やっぱり真相は謎のままっていうオチにもってこいの諸島だったわけで。川口浩探検隊なんてイマドキの若い子知らないんだろうなあ。(※川口浩探検隊シリーズとは、1978年~1986年までに現テレビ朝日が水曜スペシャルという枠の中で放送した超人気番組。子供心に「なんかヘン」と思わないでもなかったが、手に汗握る展開に当時の少年少女たちは熱狂した伝説の番組。)


 話はそれたが、ケイマンがケイマン諸島という事を知って瞬間に思ったのは、よかったーマジよかったー。子供に「ケイマンってどこの選手?」とか聞かなくて。という事だった。

 

 あと、ケイマンってポルシェのモデルの一つという事も知りました。

ま、いずれにしろ貧乏な我が家には関係のないことで。ケケケ。


 2

(※まだちょっと川口浩引きずってるな)


 STAP細胞にまつわる一連の事件について、前々からロイドは小保方氏は可哀想だなって。世間知らずのお嬢様が踊らされた悲劇。

 それよりももっと亡くなられた笹井氏は本当に気の毒だ。理研に税金が投入されているという事もあり、かなりのバッシングにあった。

「税金だって投入されているのに嘘の研究発表をしたなんて許せない!」

「割烹着にムーミンの壁?!調子こきやがって!」

「小保方さんは高校時代から嘘つきだった。」

「なんでもっと検証しなかったんだ!あのばかばかしい研究ノートはなんだ!」

等々のヤジの果ては、

「笹井氏が小保方氏に盲目になっていたんじゃないか?」

「小保方さんはおじ様ウケがよくて、笹井氏、若山氏をはじめとするオヤジを転がしてた。」

なんて憶測に過ぎない中傷も。

 

 笹井氏は責任も感じていただろうし、プライドもズタズタにされた事だろう。でもできれば自殺なんてしてほしくなかった。家族のためにも学者としても。


  発想があっての発明で、過去の世界的に有名な学者だってかなりトンデモ研究を発表している訳で。でもそんな大胆な発想や間違いを受け入れる、素地が生真面目な国民性の日本にはない。


 きっと笹井氏は自分には発想しえなかった、STAP細胞に関する小保方氏の大胆な発想に感心したのだと思う。それは新しい優れた学者を発掘していく笹井氏の仕事でもあったはずだ。


 自殺は思いとどまって、小保方氏と一緒に違うアプローチの仕方だっていいからSTAP細胞の再現をしてほしかった。


 それに比べて、若山氏はなかなか図太い。でもそれぐらいの不敵な態度でないと日本で学者って出来ないのかもしれません。

 

 そう考えるといやはや真相を暴き、誰が間違いを引き起こした犯人かなんて追及してさらに税金を使うなんてナンセンス。


 間違いは間違いで、発想に問題がないなら更なる別のアプローチをしてSTAP細胞を再現したほうが日本にとって有益だったはずだ。


 だからいろいろな恐れや待遇などの問題で優秀な学者は海外へ流出してしまう。


 今になって、「やっぱりどうやらSTAP細胞はありそうだぞ。」って言われている。


 たとえSTAP細胞が再現できても、

 

 言葉で人を殺すこともできる。自戒を込めて改めて思ったことだ。でも次の記事はロイドってば個人攻撃しちゃったりして。

 鬼平犯科帳で平蔵が「人は悪いことをしながら良いこともする。」(※善行をしながら悪行もできる)的な事を言っていたけど人間て、大体がそんな曖昧なものよね。

 ではまた!アディオス!

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