第1027話「ローズ・クロムウェルは呪いを紐解く」
「わ、わたしの術とは全く違う式がくまれています。でも、その子の呪いはわたし、ローズ。クロムウェルが必ず解き明かします。す、すぐに」
表情もわからない。
声も震えていて、自身は全く感じられないというのに不思議と信じられた。
それもそのはずである。
なぜなら、一目見ただけで呪いが自分の系統とは全く違うことを瞬時に見抜いたのだ。
何も、魔術の類に限ったことではない。
一度も見たことがないものを瞬時に中身まで見抜くなんてことは本来できはしない。
構成を見極めることができる目を持ち技術があるのだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます