第1023話「使者と思惑と」
「言いたいことある……だが今はそうも言っていられない。しかたない」
俺は混乱を利用する形で首都を出ている。深夜に外との出入り自体が認められていないのだから仕方がなかった。
すなわち俺たちは一歩主たりとも首都から出ていない、ならあその逆もあり得ない。
あくまでも形式だけの話であるが、セキュリティを考えれば守らなければならないルールである。
それなら、この行動に裏があるのは間違えようがない。
また一つ、門田外増えたわけだ。
これが良い方向に進むかどうかは後から考えることにした、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます