第1017話「生きる意味はひとつではない」
「生きるということの概念がそもそも違うんだろうな。そもそも、不老不死になれば気が触れるから短い人生を精一杯生きなければならないなんて道理はないんだ。それは俺たち人類は軽々ンしたことがないから想像でものを言っているにすぎないってことだ。千年だろうと、何万年だろうと移り変わる世界の中では俺たちと感性は変わらないと考えていた方がいい」
「千年は長くないってことでいいのかな。それだと、まだ先があっても不思議じゃない……」
「終わってないってことだ」
「わたしの中では昨日のように感じてたことも、あの人からみたら些細な事です」
本当にそうなのか。
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