第922話「カカラ村へ潜伏しているという」
「ここ首都から北東に20kmほど行ったカカラ村に潜伏していると斥候から連絡が入っているが、こちらの動きは読まれているのはほぼ間違いないだろう。おそらく、迎え撃つ準備はしているとみているに違いない」
「居場所が分かっているなら、早くいった方がいいんじゃないかな?」
「すぐに行くつもりはない。対策もないしうごいて取り返しがつかなくなることは避けなければならないだろ。初手ってのは最初で最後なんだからな。次は同じ手は通じなくなるんだ。失敗は許されないってことさ」
どれほどの力を持つものかわからないが、呪いに関しては明らかにこちらよりも上なのだから油断などするわけがない。
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