第836話「まだやれる」
そうこう考えている前に宿の前まで来ていた。
スペラも戻ってきていた。
疲弊しているルナに手を貸しているところを見るに、此処で一戦を交えたのだろうと予想できた。
そう考えられるのはそれだけこの世界が争いにまみれているからだろう。
だが、不思議と笑みがこぼれていた。
ほんの一瞬前まで怖かったというのに、いざ二人を見ればその不安と恐怖が吹き飛んでいた。
私はまだやれる、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます