第816話「雷を纏う悪魔」
次第に限界を超えた人間から崩れ落ちていく。
これは好機ではない。
時間を掛ける事によって、無為に無関係な人々が傷つくのだからこのままでいいはずはない。
肉体と言えばそれまでだが、具体的には身体を支える部分だけではない。
心臓や脳であれば命にかかわるだけではなく、今後生きていく為の機能に損傷をもたらす可能性すらある。
ならば、おちおち回避に専念していては被害が拡大するだけで解決は難しい。
ルナは覚悟を決め、全身に電撃の膜を張る。
これはスペラのスキルを流用した者である。
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