第817話「微弱な力」

強力な電撃を発することは出来なくとも、神経系にダメージを与えるにはちょうど良い。

 あくまでも前回可能であり今この時のみ有効であることが大前提であるが、軽い電気ならば問題はない。

 微弱な電流を纏うだけで耐性のないものは触れるだけで感電死倒れていく。


 脳に負荷がかかれば最早電気信号で動く生き物であれば指一本でさえ動かすことは出来なくなる。

 それでも耐えぬくものは一定以上存在するのも事実。

 初めから使わなかったのもそのためだ。 

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