第241話「我と我」

 自分を見つめなおす機会もないまま常にあたらしいことが起きる。

 その予兆は誰もが気づくとは限らない。

 人知れず時は流れている。


 物語は始まってさえいない。

 故に表が有れば裏がある。

 ここで気づき行動すれば止められたかもしれない。


 気づいてさえいれば。

 

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