第171話「予想通り」
予想を裏切らない。
俺が地面に着地する瞬間を狙いすましたかのように見えざる矢が飛んできたのだ。
その矢を受けてやる必要性などないのだから軽くステップを踏んで躱して見せる。
そして、この矢は連続で放たれることがないのも今までの流れで予想はしていた。
もしも連続で放てるのなら、間髪入れずに留めの矢を放ってもよいのだから最早疑う余地はないだろう。
ならばこの隙に体制を立て直せばよいのだ。
ただし身を隠すすべがない居間は非常にまずい。
それはなにもかわらない。
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