第150話「魔神の猛攻」
暗雲蠢く上空で繰り広げられるのは一方的な猛攻と、それを紙一重で躱す軽やかなステップで踊る悪魔の演武。一向に攻撃に打って出ることのないルナの方が傍から見れば押されているように見えるだろ。
しかし、ルナは少ない動作のみで躱すにとどまっており体力の消耗もなく何か行動を起こそうとしているのかもわからないと言った完全な未知数を装っている。
これは素直に眺めていても結果までは予想することは出来ないだろう。
魔神はそれでも攻撃の手を休めることなく氷の刃を飛ばし、牽制しつつも際どく斬りつけてくる。
剣そのものの技術はさして脅威ではないものの魔法を多様化した戦法は確実に、ルナへと迫りつつある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます