曇り空の七夕


「はい、ペン忘れてる」

なんて言って腕を伸ばして

むなポケットに吸い込まれたペンが

えが物語っていた


「きょう七夕だね」「関係ないよ」

曇り空に呪った賽を

言葉に混ぜる皮肉と反抗

内側からは満ちるの拍動


魅了と魔性。以下無限ループ

気分・憂うつ、捨てずに綴る

「利用」疑い、望む「必要」

自分に合わせ大衆ひとを切り取る


俺は願った他人の不幸

忘れるために捧げる供養

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