一寸先は闇

夜になると昼よりも明るい光が世界を照らす

世界は煌々こうこうと輝いて

私を見てと話しかける

くらやみなんてどこにもない

あるのはただ光のみ

光が私を照らしてくれる

昼も夜も

それなのに、

一寸先は闇なのはなぜ?


電灯が私を照らしてくれる

車のライトが、店の看板が、ビルの電気が、

私を照らしてる

昼だって。

電気が、太陽が、

私を照らしている。


それなのに、

私の歩く人生みちの先は見えないわ。

一寸ちょっと先に行くだけで、行き過ぎただけで、闇に落とされるのですもの。

一寸ちょっと人よりできるだけで妬まれて、心を暗く落とされるのですもの。



一寸先は闇。

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