36_私と彼のトキメキ
彼との失われたトキメキを探しに、私は旅へ出た。
思い出の場所、行きたかった場所、まっさらな場所。
永遠に等しい時間を掛けたが、結局見つけられなかった。
帰る方法がわかならないからに、私はこの地で死ぬことを決める。
蒼く輝く彼に見守られながら、私は地に寝そべり瞼を閉じた。
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