チップの話 1 チップを使えば旅はグレードアップ
レストランでデザートも終えて、美味しかった料理の余韻に浸る楽しい時間。ほろ酔い気分で至福のひとときですネ。そしてしばらくするとテーブルに最後のお皿。
小さな銀のトレイに乗り、二つ折りの革に挟まれた勘定書きが到着。
幸せなひとときをくれたレストランに感謝して気持ちよくお支払したい、のですが・・。
「ねえ、チップどうしよう」
そう、厄介なコレ登場。
それまでのほろ酔い加減もちょっと醒めるカンジ。
でもチップなんてだいたいの相場はあっても、正解なんてないんですからエイッと自分が決めればいいんです。
と、分かっていてもきっちりしたい我らジャパニーズ。自分のチップが適正金額かどうかやっぱり気になります。いっそのことチップは幾らと請求してくれた方がよっぽど楽。
このチップ、旅行に大きく影響する煩わしさではないのですが喉にささった小骨みたいなプチ・ストレス。
“こんなモノなければすっきりするのになあ”
ですよね。多くの人にとってチップは悩みの種。
でも、これはチップの”払う”という一面。ここだけを見てチップを厄介者扱いはちょっと可哀想。
というのもチップは”払う”以外に”使う”という性格も持ってマス。こちらの”使う”方のチップはかなりの働き者なんですヨ。
チップを”使う”?
イメージわきませんよね。
ではちょっとヒント。
ほとんどの人にとってチップは払うモノ。しかも、習慣だからしょうがない、という受け身。
でも、”使う”ということはコチラにイニシアチブ。当然、目的(下心?)アリ。当たり前ですがチップはキャッシュ、おカネです。目的とオカネが絡むと?
なんとなく匂ってきませんかイメージが?
これからするのは、そうしたチップのオハナシ。
その効果もいろいろ。ゆるーいギブアンドテイクから一発逆転のスーパーな効果まで。
一度チップを上手く使う経験をすると世界が変わりますよ。
レストランでのチップも”いくら払えばいいんだろう・・”という迷える子羊から”いくらチップあげようかな”と余裕の上から目線に。
その方が楽しいでしょ?
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