第41話 公共サービスを使いまくろう!

 子供の健診を地域の保健センターで行った時の事です。

 5カ月だか6カ月だかの健診の際に、保健指導の人たちの他に、子育て支援センターの職員が赤ちゃんとの遊びをレクチャーし、町のセンターのアピールをしていきました。

 就学前の子供を遊ばせられる施設とのことで、それってどんな感じ?と興味をもって、次の週くらいに行ってみたんですね。

 子供達を遊ばせつつお母さんのちょっとした子育て相談にも乗るっていう場でした。

 無料で玩具で遊べる。絵本もある、地域の子育て情報のプリントや小冊子なども見ることが出来ますし、無料配布の資料も有ったりします。けど、保護者が子供を見守っていなきゃならないです。基本的に子供を預かってはくれません。センターの利用時間はだいたい町役場とかと同じ時間ですね、9~5時の平日です。

 自宅だと、引き出しを開けられたりうっかり下に置いてたティッシュなんかを引き出されていたずらされたり、結構気が休まりませんが、センターは安全に配慮されてるので、自宅よりのびのび遊ばせられますし、同じ年頃の子供達と遊べますから、子供も嬉しそうですね。

 で、ちょくちょく利用していたのですが、里帰りなどで実家に行くと住民票が無い町なのでセンターって使えないよなと思っていたのです。しかし近所に子供が遊べる、子育て支援センターとはまた別の、ショッピングセンター内にある子供広場という感じの、公共施設内の遊び場が有って、子育て支援センターでは祖父母が子供を連れて行ってもOKだったし、家の子の祖父母はこの町に住民票が有るわけだからと、ダメ元で行ってみたのです。すると、どなたでもご利用頂けますとのことだったんですよ!支援センターも利用できるよとのことで、実家の町のセンターに行きました。時間を確認すると、普段行ってる所とは開館時間が微妙に違いましたね。各市町村ごとに色々特色があるらしいです。で、子育て支援センターってのは国の補助金が半分入っているので、国民ならどこのセンターでも利用出来るらしいです。それを聞いて、ほう!そんなことが可能なんだ!と支援センターめぐりにハマった時期が有りました。

 いや~、色んな施設が有る、というか、色々な市町村の子育て支援に対する力の入れ方とか町の金や人の力が分かって面白いですね~。町の職員だけの情報チラシしかないセンターとか、地域の子育てボランティアサークルが力を入れて街の子供達に役立つ公園とか病院とかの冊子を置いているセンターとか、昼休憩が有って、お昼はご飯食べられない所か、休憩時間は中にすら入れないセンターとか、少子化で幼稚園が廃止されたからその建物丸々使ってセンターにしてる所とか、保育所の一部屋だけ利用で狭いところとか、幼児用公園付だったり外は一切ないセンターだったり。9時~5時じゃなく9時~4時とか。センターのイベントがあるとイベント参加者以外は使えないセンターとか、イベントが有っても普通に使えるセンターとか。

 イベントってのも色々ありまして、子供と音楽に合わせて動くリトミックとか体操とか、お母さん向けのエクササイズや生け花教室なんかも有りますね。事前申し込みが必要なイベントとか、そういうのが要らないイベントとかをやってたりしましたね。大きい市だと、有料で子供の一時預かりをやってくれたりするサービスが有ることも。結局近かったり里帰り先の地元だったりする所を頻繁に使う様になるんですけどね。色々行ってみるとその地域の雰囲気も判って面白いです。

 それでとあるセンターで配布していたチラシに、ファミリーサポートの案内が有りました。1時間数百円で子供の預かりをしてくれる!じゃあ登録してお願いしたいかな、と思った所、それは市町村の独自サービスだったんですね~、センターとは違いその街に住民票が無いと使えない!残念!実家の町ではその類のサービスを使ったことありますね。住民である祖母の名前で利用登録して利用しました。里帰りしたりしたら町のサービスについてチェックすると良い事あるかもしれませんよ。


 支援センターを利用するとアンケートがおいてあったりします。そういうのには色々要望を書くと後で良い事が有ることも。いつも利用する支援センターのおもちゃ古い~古い~書いてたら、2年後くらいに新しいおもちゃいっぱい入るようになりました。予算が無い場合、町の人に寄付募ったりとかで、色々寄付してくれる人も増えました。

 やっぱりね~、声を挙げないと何事も動きませんよ。

 役所のアンケートは使いたいサービスを書きまくれ!です。

 データが無いと、お役所は動かないんですね~。住民の声が無いと、基本何もやらないんですよ。不満が無いから声が上がらないってとらえていますよ。陰でグチってないで、正当な意見としてアンケートを書いてみたらいかがでしょう。クレームとかじゃ無いんですよ~、古いおもちゃは壊れやすくも有りますしね。実際壊れて電池入れても動かないようなのばっかで、子供も詰まんなかったでしょうし。

 逆にアンケートに色々書くと、実施してくれることも多いんですね~。とにかく改善して欲しいこと、やってほしい事はアンケートでもメールでも役所に伝えてみましょう!まあ程度をわきまえて、ですが。


 アンケート以外にも、疑問ってのは声を挙げた方が良いです。支援センターに集まってるママには色々話しかけて、雑談と情報収集。

 子供の月齢が同じくらいのお母さんと流れで予防注射の話してたら、病院によって値段が違うって初めて知ったんですよ。その時は、ここ安いよ~って教えてくれました。

 おたふくとかインフルエンザとか自費の摂取ですが、値段の開きが3000円位もある時が有るので、事前に病院に値段を聞くといいです。病院に電話して聞くと、ちゃんと教えてくれますよ。


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