第3話 見せたきゃ見せろ

 さて、1話では助産院での簡単な出産の流れを書きました。


 今回からは助産で出産のもう少し詳しいお話しを書いていきたいかなと思います。


 子供なんて、何度も産むもんでもないですよね、昨今は。

 なら産むとなったら、色々経験したいと思ったわけですね。

 病院はみんなが生んでいる。

 なら次は助産がいい。


 自分は股が非常に回復しづらい。(つうか、ケガが回復しづらいんですね、年も年なので。)

 なら股を切らないところがいい。

 助産は会陰切開しないんですね。

 で、一番通いやすそうな所をチョイス。


 最初は見学?カウンセリング?から始まります。

 病院と違って、初診ってものはないですね。

 見学予約して、助産の説明を受けて、ここに通おうって決めたら助産の契約しますってお願い。

 提携医に診察行って医療行為は全部提携医にやってもらいます。

 助産では医療行為は出来ないので、血液検査なんかは出来ないのです。

 ですので、2か所に通うことになりますね。

 ちょっと面倒な所です。


 しかし病院は予約があっても待ち時間が長くてイライラすることが多かったですが、助産は検診の待ちがありませんでした。

 その院によってまちまちかもしれませんが、私の通ったのは店舗兼一般住宅って形態で、ほぼ民家でした。

 普通のお家にお邪魔してる感じだったし、月にお産は片手に収まるくらいの数とかおっしゃってたので、かなりゆったり出来ました。

 おもちゃも多くて検診中子供も楽しく遊んで居ました。

 

 

 で、そういうゆったりした雰囲気だと、検診前後などに色々おしゃべりしたりします。

 今はどこの病院でも、夫は立ち合い出産できますね。

 けど家族は無理な所が多いと思います。

 しかし、助産院は希望者はだれでも立ち合い出来るって言われたんですよ。



「お姉ちゃんお兄ちゃんも立ち会うよ~、小さい子も大丈夫だよ~。」


「むしろ股の間から生まれるところを、がっつり見てたりするよ~。怖がったりしないよ、平気だよ~。お兄ちゃんお姉ちゃんたち生まれたらすぐかわいがるよ~。」



 なんと、夫には立ち会ってもらおうと思っていたが、子供や家族の立ち合い?そんなのもあるのか!

 じゃあ立ち会ってもらおうじゃないの!

 そんなわけで、上の子を立ち会わせたわけですが。


 結果としてタイトルの通り。

 親の思惑なんて、なかなか目論見通りになんかいかないもんです。



**********


 助産院は病院と違って、平日休みで、土日検診可能でしたから、土日はちょっと込み合ってるみたいでしたけど、自由にゆったり待つことが出来る様でしたね。

 私は混んでるのが嫌いで土日は予約しなかったのですが、出産後の入院中、来院者の様子を見ていると、いらしてる方々家族皆で来ている様で、和気あいあいと遊びに来ている感じで、とてもいい雰囲気でした。

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