序章

「おめでとうございます。


若き実況プレーヤーの貴方は選ばれました。

[ナカノビト]クローズステージへご招待いたします。


尚、拒否・放棄は出来ませんのでご了承ください。

こちらから、お迎えにあがります。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…お?…これは。」

僕は自室でゲームをしていた。

先程、最終ステージをクリアしたところだった。すると、突然新しいステージが表示された。

「まさか、噂には聞いていたのですが、まさか、本当に隠しステージがあるとは…。」

僕はマイクを通し呟き、チラッとPCの時計を見る。

「おっといけない。残念ですがこのステージは次回になります。以上で僕の『ナカノビト 実況 パート69』ご視聴、ありがとうございました。」

言い終えるとPCの録画終了のボタンが押した。僕は近くに置いておいたコップをとる。

そこで、不自然に思った事があった。

「…“お迎えにあがります”って、まさかな。」

僕は呟く。そして、今後の事を考えている内に眠気に負けた。

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リアルゲーム実況中 黒骸夜来 @yoruno_mirai0237

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