三話

 典晶の事を置き去りにして、典成は文也だけに説明を続ける。


「寒疾というのはね、慌ただしく寒くなるとか、急激に冷え込むとか、そう言った意味がある。その逆で熱疾は慌ただしく熱くなる、急激に熱くなるって意味を持つのだ」


「持つのだじゃねーよ。俺と同じで大した知識も無いくせに。まあ、親父が言った通りのことなんだけどさ、明暗や寒暖、冷温、そういった意味が陰陽の元々の意味だったって説があるんだ。陰陽は自然の一部を担うだけで、決して森羅万象を操る物じゃ無かったんだよ」


「それが、一つの説だよな? もう一つの説は?」


「さっき言ったのよりも有名なのだけど、どうも怪しいのよね」


 歌蝶はコロコロと笑う。それにつられて、「そうね」と宇迦も口元を押さえる。


「どーいう事っすか?」


 文也は歌蝶と宇迦に頼りない視線を送り、最後に典晶が受け止めた。典成、歌蝶、宇迦、イナリの眼差しが典晶に注がれる。典晶はセピア色に染まりかけた古い記憶を呼び覚ます。


「有名な話でね、陰陽説とは易を指すっていうんだよ」


「易? それって、沢山の箸をジャラジャラして占うあれか?」


「箸じゃなくて、筮竹な。その筮竹を使う易者や陰陽師達は、言ったんだよ。陰陽説とは易である、易とは『連山易』『帰蔵易』『周易』の三つを差し、それら原理原則が陰陽説なのだ。ゆえに、陰陽説を掲げる陰陽道は易そのものなのだ、ってね」


「へ~、じゃあ、陰陽道ってのは元を辿れば易なのか?」


「この話はあくまでも言い伝えだけどな。易の原理原則である陰陽説は、元を正せば伏羲の作成した『河図(かと)』に遡ると言われている」


「河出図。洛出書。聖人乗則之」


 典晶の言葉を継いだのは、意外にも宇迦だった。


「これは『繋辞伝(けいじでん)』の一説を劉歆が唱えたものです。黄河から不思議な模様のある竜馬が出現し、それを見た三皇の一人である伏羲が八卦を思いついた。その八卦を記したのが河図と言われています」


「宇迦さんの言う通りなんだよ、文也。河図は陰陽説の紀元で、陰陽説は易の根本原理であるため、河図は易や陰陽説の生みの親になるわけ。ちと、ややこしいけどな」


「へ~、じゃあ、その竜馬ってのは本当にいたんですね?」


 文也は歌蝶と宇迦を見る。彼の疑問はもっともだ。まあ、目の前に鬼女と宇迦之御魂神がいるのなら、竜馬がいたとしても不思議ではないが。


「それが、陰陽説と易は全く関係がいないんだよ。伏羲の記したと言われる河図だけど、それには八卦は記されていたけど、文字は何一つ無かったと言われている。陰陽説が河図と関係があるって言うより、河図に手を加えて書かれた連山易、帰蔵易、周易に関係が深いんだ。まあ、話はだいぶそれたけどね。後に話した河図が陰陽説、つまり陰陽道の元だと言われているけど、実はだいぶ怪しいんだ」


「うむ。流石我が息子、よく調べている」


「偉いわね、典晶。土御門家の鑑だわ」


「家には一切そーいった本が無いからね!  中学の頃、興味があって図書館で陰陽道の本を借りてきたんだよ」


「図書館に行ったの、ますます偉いわね」


 ホホホと歌蝶は口元を押さえて微笑む。


 嫌みを言ったつもりだが、二人の耳に真意は届かなかったようだ。


「陰陽師の歴史を辿るとね、賀茂家と安部家が有名だよな」


「ああ。知ってる知ってる! 賀茂家と安部家ってライバルだったんだろう?」


「大筋はそうだけどな。実際は豊臣秀吉の時代に、安部在春の子供、在高が賀茂氏を継いでる。


 賀茂家の祖と言われているのが、あの有名な『役小角』だな。役小角は修験道の開祖で、正確に言えは主家である賀茂氏に使えていた血筋が役小角なんだよ。実際、安倍晴明が凄いって言われていても、陰陽寮のトップは常に賀茂家が握っていて、陰陽頭は一一世紀ごろから賀茂家のほぼ独占状態だったんだぜ」


「へ~そりゃすげーな。んでんで?」


 いつの間にか、典晶とイナリの婚姻のことなど忘れた様に、文也はこの話にのめりこんでいる。誰もこの話にストップを掛けないところを見ると、この話も『モノノケ』との婚姻の重要な要因の一つなのかも知れない。


「確か、平安時代を過ぎて、室町時代に入った時、賀茂在貞(ありさだ)が賀茂から『勘解由小路(かでのこうじ)』に改めている。そして、その在貞が陰陽道の俗世化を懸念して、国家公務員としての陰陽道のあり方、位置づけを見直し、失墜し掛かっていた陰陽道の権威復権を計ろうとしたんだ。その時に出した本が、『暦林問答集』ってヤツなんだけど、それが一般的に出回って、さらに俗世化するっていう、逆の結果を招いたんだ。ちなみに、安部家は一三四八年、安部有世の時代に『土御門』を名乗っているんだ」


「それから、江戸時代とかを経て、陰陽道が廃れていくのか?」


「ま、そうだね。一八七〇年一二月九日。明治維新政府は『太政官布告七四五号』を発布している。これが『天社神道禁止令』、つまり『陰陽道禁止令』なんだよ。まあ、その時代まで陰陽寮が政府の一機関としてあったってのが、俺は不思議でしょうがないけどな」


「なるほど。改めて聞くと、何となく土御門家の事が分かった。お前の家ってスゲーんだな」


「分家の分家、そのまた分家だよ。血が薄まりすぎて水になってるさ」


「でも、安部家から伝わる習慣は、今も続いているんだろう?」


 文也は典成を見る。典成は酷と頷くと、典晶に水を向ける。


 そうなのだ。血は薄まっていたとしても、脈々と受け継がれている慣習が問題なのだ。すでに、典晶の中で慣習は悪習に変わっているが。


「安倍晴明の父親、安部益材の妻は誰だか知っているか?」


「確か白い狐、名前は葛ノ葉……。伝説とばかり思っていたけど」


 宇迦とイナリを見つめる典晶。御伽噺の類と思っていた事が、真実だと言う事なのだろう。


「そこから、代々安部家の一族、まあ、ぶっちゃけうちだけはモノノケの妻を娶ると言う事になった」


「晴明の血を引く安部や土御門、賀茂や勘解由小路(かでのこうじ)でも、俺のいる土御門だけがそうだって事? なんでまた」


「単にモノノケ萌えと言うヤツだろう。ネコ耳とか、結構良いよな」


 言いながら典成は口元を緩める。


「おい! 勝手に子孫の趣味嗜好まで先祖が決めていいのか! 俺はそう言う趣味はないんだよ!」


「まあそう言うな。うちも元は陰陽道を司る家系。モノノケと繋がりを持つと言う事は必要だった。今は必要ないけどな」


「だよね……。で、断ることはできないの? うちはただのサラリーマンでしょう? 神職でもなければ、陰陽師でもないし」


「可能よ。ただし、それなりの代償が必要になるけど。やっぱり、宇迦さんの顔に泥を塗るわけだし」


「代償?」


 嫌な言葉だった。相手は宇迦之御魂神だ。神様相手に金銭で解決できるとは到底思えない。


「うむ。典晶が断るとなると、大変困ることになる」


「……なんだよ、その代償って?」


 胸の奥重くなる。冷たい汗が一筋、顎先から正座した足の上に落ちた。


 重い沈黙が流れる。また風鈴がチリンと鳴った。


「お父さんが死ななきゃならない」


「良し分かった、親父、死んでくれ」


 典晶は即答する。


「おい! 典晶! 父さんを見捨てるのか! 少しくらい考えたって良いだろう?」


「可愛い息子の為だ! 命だって捨てても惜しくはないだろう?」


 声を荒げて典晶と典成の父子は鼻を突き合わせる。


「典晶! 止めなさい! 私はお父さんに死んで欲しくは無いわ! イナリちゃんの何がイヤなのよ!」


 歌蝶も声を荒げる。見ると、うっすらと歌蝶の頭に鬼の角が見えた。ビクリと体を強ばらせながらも、典晶は引き下がらない。


「当然だろう! 宇迦さんが神様だろうとなんだろうと、親の決められた相手と結婚できるか! それに、イナリは狐だぞ! お嫁にもらうって、『ペットは私の家族なんです』、なんて笑って言える関係じゃないだろうが!」


「いい加減にしろ! 典晶!」


 ドンッと典成が拳を畳に叩きつける。いつになく大きな典成の声が広間に響き渡った。典成のあまりの剣幕に、典晶は口を閉ざした。


「親父……」


 典晶は俯く。典成に怒鳴られた事は、数える程しかない。特に、中学、高校に入ってから典成に怒られたことなど一度もなかった。人畜無害な冴えない男、典成。彼がそこまで必至と言う事は、事態は典晶が思っている以上に深刻なのだろう。命を取られるという話が本当なら、それは深刻なのだろうが。


「お前ももう子供じゃないんだ。現実を見ろ」


 諭すように言いながら、典成は宇迦と、その隣にいるイナリを手で示す。


 典晶はイナリを見つめる。赤い瞳をした可愛らしい子狐。昔と何一つ変わらないその姿は、今の典晶には異様に写った。だが、それが今置かれている現実。この子狐と、典晶は結婚しろというのだ。


「お前にも現実が分かるだろう?」


 典成が問いかける。苦しそうに唇を噛む典成。握り締められた典成の手に、そっと歌蝶の手が添えられる。土御門の慣習とはいえ、愛息と狐を結婚させるのだ。典成も苦しいのだろう。


「親父……」


 典成の葛藤が分かるからこそ、典晶は悔しかった。この状況を打破できない自分が堪らなく小さな存在に見えた。


「十人並みの顔に、秀でた特技が何一つ無い、そんなお前が結婚できるチャンスは、もう二度と来ないかも知れないんだ。これを逃してお前、どうするんだ?」


「………は?」


 静まっていた胸の奥が、ざわついた。いや、何か得体の知れない感情が溢れ出てくる。


「そうよ、典晶。現実を、鏡をよく見て……。アナタ、文也君のように女性を惹きつけるような顔をしているかしら? 楽しい話題を女の子に提供できる? 自分の将来をもっとよく考えてみて。一時の感情に流されちゃダメよ? 結婚は出来るときにしておかないと」


「……いや、イヤイヤイヤイヤ! お前等二人! このバカ夫婦! 失礼にも程があるだろ! 少しは息子を信じろ!」


 胸の奥から吹き出したのは純粋な怒りだった。この両親は、典晶のことを何一つ信用していない。確かに、今まで典晶はモテたことなど無かったが、これからの事はまだ分からない。


 片膝を立てて典成にくってかかる典晶。しかし、爆発した怒りを一瞬にして鎮火させる冷静な言葉が、思いもよらぬ所から飛び出した。


「………というか典晶、よく考えろ。モブキャラに等しいお前は、このチャンス逃したら結婚所か彼女ができないかも知れないぞ?」


 第三者から見た、冷徹で的確な意見が文也から放たれた。これには典晶も動きを止め、ハッと目を見開く。


「……マジか? 文也、お前もそう思うのか?」


「ああ、思う。お前さ、今まで一度でもコクられたことあるか?」


「……ない……」


「普段、学校で女子と話すか?」


「……いや。話す事と言ったら、文也のメアド教えてくれとか、ちょっとそこ退いてくれる? とか、そんな事ばかりだ」


「高校生活も残り一年と半分、大学を入れても後五年と少し。青春真っ盛りな学生生活を、お前は彼女と過ごす姿を想像できるか? 夏のビーチで彼女と戯れる姿、クリスマスを彼女と一緒に過ごす姿、初詣に一緒に行く姿、お前は想像できるか?」


 どんなビジョンも典晶には見えない。彼女と過ごすと言う事は、想像の彼方、典晶の限界の遙か向こう側にあるのだ。越えられない壁、それが目の前に立ち塞がっていることを、典晶は忘れていた。


 すでに答える気力も萎えていた。典晶は首を横に振ると、大人しく座布団の上に戻った。


「それは大問題だな……。人としてと言うよりも、父さんは男としてどうかと思うぞ」


 文也の言葉には、不思議と説得力があった。きっとそれは、普段の典晶を両親よりも間近で見ているからなのだろう。青春を謳歌している彼の言葉は、典成のどんな言葉よりも重く、典晶の心に鋭い刃となって突き刺さった。


 典晶は宇迦の隣に座るイナリを見つめる。


 土御門の男がモノノケの嫁を貰ってきたと言われれば、そうなのだろうと納得するしかない。典晶が幾ら否定したとしても、過去は変えられないし、差し迫った現実を根底から覆すこともできない。それに、モノノケの嫁を貰ったからといって、祖父も父も不幸には見えない。むしろ、仲が良い夫婦だと思うくらいだ。


「そうは言うけどさ……、その、イナリは狐だろう? 結婚なんてできるのかよ? 仮に結婚したとしても、まともな夫婦生活が送れるとは思えない」


 ペットとして子狐を飼うわけではないのだ。相手は狐だ。夫婦となれば、これからの人生を共に過ごす。食事も洗濯も、狐相手では分担などできはしないだろうし、なにより、子作りというとてもデリケートな問題も関わってくる。


 典晶の質問に宇迦が頷いて答える。


「確かに、今のイナリは見た通り狐です。すんなり婚礼を迎えるというのは、少々気が早いかも知れませんね。イナリはまだ子狐ですが、人の姿になれば典晶さんと同じ年頃の娘です」


 宇迦は一旦言葉を止め、典成と歌蝶を見る。


「どうでしょう、ここは典晶さんとイナリに試練を与えるというのは?」


「試練というのは?」


 ニコニコしながら歌蝶は答える。


「イナリには人型を成す為の神通力がまだ足りません。手っ取り早く神通力を高めるには、宝魂石を飲み込めば良いのです。二人には協力して宝魂石を見つけて貰うというのはどうでしょう? 宝魂石集めは、二人で協力しなければできない事です。今後の結婚生活を占うには丁度良い試練だと思います。もし、それでどうしても結婚が無理だと言うのなら、このたびの婚礼は諦めましょう」


「なるほど。結婚前の同棲ということですかな? 良い案だと思う、な、そう思うだろう典晶」


 余程自分の命が惜しいのだろう。典成が手を打って賛成する。


 流石に、自分の父親を殺してまで結婚を拒否するというのは目覚めが悪い話ではある。それに、宇迦の話ではやるだけやってイナリを気に入らなければ、断っても良いというのだ。悪い話ではないだろう。


「その宝魂石っていうのは?」


「人の魂の結晶です」


 歌蝶が事もなくいう。キョトンとする典晶と文也を見て更に続ける。


「この世で生を受けた人間は、いつか必ず死に至ります。その時、普通の魂ならば成仏して常世へ行きます。だけど、激しい怒りや深い後悔、憎しみを抱えた魂はこの世に居残ります」


「つまり、幽霊……?」


 露骨に顔を歪める典晶。


「そうです。その幽霊を成仏させた際、幽霊は宝魂石と呼ばれる宝石を生成します。典晶とイナリさんは、その宝魂石を手に入れるのです」


 何とも荒唐無稽な話だが、リアル鬼女である歌蝶の口から聞くと、それが真実と思えるから不思議だ。


「やっぱりそっち方面か……。じゃあ、やっぱり俺には特別な力があるんだろう? 曲がりなりにも土御門の姓を負っているんだし、代々モノノケの血を引いているんだろう? 念動力とか神通力とか」


 意気込む典晶。対称的に典成と歌蝶の表情は冷めたものだった。


「ごめんね典晶、アナタにそんな力はこれっぽっちもないの」


「じゃあ、武器とかは? ご先祖様から受け継いだ画期的な日本刀とか剣とか、槍とかがあったりすんじゃないの?」


「典晶、我が家に倉はないだろう? 押し入れを漁っても、アルバムや卒業文集とかしか出てこないぞ」


「仮にあったとして、そんな物何に使うの?」


「え? だって、ヒーローは何だかんだいっても、最終的には殴って解決じゃないか。相手は幽霊だろう?」


「……典晶、お母さんはアナタをそんな恐ろしい子に育てたつもりはないわ。アナタは、知らない人に会ったとき、挨拶もせずにいきなり斬りつけるんですか? 話も聞かずに?」


 真っ当でない母に至極真っ当なことを言われ、典晶は言葉に詰まる。


「幽霊と言っても、相手は元は人間。話も通じるし、感情もあるわ。ただ、彼らは妄執にとらわれているだけ。その心を救い、成仏へ導くのが貴方達の試練よ」


「武器も持たず、幽霊に回転の悪い口と頭だけで向かい合えと?」


 典成と歌蝶は頷く。ついでに、イナリもコクリと頷いた。


 顔を引きつらせ文也を見るが、文也も同様に猛烈に口元を引きつらせていた。典晶がやると言うことは、文也も手伝うと言うことなのだ。


「でもさ、俺は幽霊なんて見えないんだけど、その辺はどうなの? 文也は見えるのか?」


「まさか。見た事無い。ってか、見たら気絶するかもしれね」


「その辺りのことは大丈夫。いい神(ひと)を紹介するから」


「………一つ確認なんだけど、俺はふつーの人間なの? 何の力もない、武器もない、無い無い尽くしのドノーマルなわけ?」


「歌蝶は確かにモノノケだが、典晶は遺伝的には極々普通の人間だ。血だって青くないし何処にでもいるO型だ」


 典成は目頭を押さえる。歌蝶は残念そうに顔を伏せる。


「お母さんを許してね典晶。顔も並だし、頭も良くない、運動神経だって人並み。何一つ特徴のない平凡な子に生んでしまって……」


「父さんからも謝る、平凡すぎてすまない……」


 ガックリと項垂れる典成に、歌蝶が凭れ掛かり袖で目元を隠す。


「ちょっと! 二人ともマジで残念がらないでよ! こっちも本気でヘコんじゃうからさ!」


 こうして、典晶はイナリと共に幽霊を成仏させ宝魂石をゲットすることになった。


 どうやら、こうなることは最初から決まっていたようで、歌蝶と宇迦はすでにめぼしい一件をピックアップしていた。


 イナリの婚礼をサポートする文也を連れ、典晶は指示された商店街へ向かうことにした。

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