悲しみと恋の海に溺れた大罪




渚「私、あと、何時間で死んじゃうの?」


実「...............あと、二分......」


渚「そうなんだ。意外と長かったかも、私の人生。」


実「僕にとってはとっても短かったよ。」


渚「意外と長いよ、15年って。」


実「そうかなぁ、一瞬ですぎる感じ。」


渚「ねぇ、私ね、好きな人がね、死ぬ時にいてくれてとっても嬉しいんだ。」


実「え?」


渚「私ね、実のこと」


言い終わる前に

ピ――――――――――!!!



という音が病室中響いた。



























実「僕も好きだったよ――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!」

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