第22話

22話


ふぅ………これが白崎さんの入っていたお風呂か………


僕は深く息を吸った。


「…………二宮さん。なにしてるんですか?」


と、後ろからか細い声が聞こえた。


「うわっ!!」


びびった~。マジでお化けみてえだな。なんで家だとこんなに影薄いんだよっ!!


「う、あ、すいません」


「………………いえ、早くお風呂すましちゃいましょうか」


「あ、はい」


と、僕と島崎先輩は全くここからは、無言で風呂を済ました。


そして、僕らがリビングに戻ると、


「おっそーいっ!!早くしてって言ったでしょ!!もう、8時じゃないっ!!」


と、罵声が飛んできた。


……え?僕が風呂に入ったのは、7時45分だぞ!?


二人でこれなら、まあまあの速度じゃねえか!?


「9時には消灯よ」


「え?消灯時間って指定でしたっけ?」


「………うるさいわねー時間もないことだし、早く始めちゃいましょう」


あ、誤魔化した。


そして、僕らは席に座った。僕が座ったところからみて真正面に白崎さん。横に井上先輩。井上先輩の真正面に島崎先輩って感じだ。


その所定の位置に座り、井上先輩が話し始めた。


「えーと、日常部会議を始めます」


「なにについてでしょうか」


と、突っ込む白崎さん。


「体育祭についてよ」


「体育祭ですか?別にどうでもいいんじゃないんですか?」


「な訳ないでしょ?一位にはなんと、最近出来たアミューズメントパークのチケットが貰えるのよっ!!」


「へ、へぇ……」


「な、何よっ!あんたちょっとこっちに来なさい」


僕に人差し指を向け、命令してくる。


「え、なんですか?」


僕が立ち上がると、その瞬間、首をどさっと捕まれ、部屋の隅の方に行かされた。


「ねぇ、あんた。しかりんのこと好きなんでしょ?」


………好きの定義ってなんだろ?


「……………いや、まだわかってないです」


「え?あ、そうなの?」


「好きとか普通とか嫌いとかのラインが、僕にはどうしてもわからなくって」


「うーん。じゃ、今しかりんのことどう思ってる?」


「ど、どうって………」


「もう、好きなの?嫌いなの?」


「ちょっ!声大きいですって」


言ってること同じだし………


「あ、ごめん。で、どうなのよ」


この話の内容。どっかで……


あっ、そうか!


あの時、プールでのインスタントガールフレンドとの会話だ。


話した内容は今のこれと同じだ。


でも、何か違った気がする………


人の心なんてわからねえ。


そう、この言葉をやつは肯定した。


ってことは……


そうか、こんなに簡単だったんだな。


好きな気持ちに定義なんてのはないんだ。なんで、難しく考えてたんだろう。馬鹿らしく感じるな。気づいたら好きになってる。それだけの話なのに……


僕の心は僕しかわからない。どんだけ人の考えてることがわかるあいつであっても。だから、言葉をかけなかった。いや、正確にはかけれなかった。あいつは僕じゃない。


さて、考えてみよう。僕の好きな人は?


………こう考えた時、僕の脳裏に、いろいろな情景が浮かんできた。だが、それはその人に関することだけだった。


ご飯を口一杯に頬張り、美味しそうに食べる白崎さん。かわいい付箋を見つけて、キラキラ目を光らせている白崎さん。一生懸命な白崎さん。


僕は少し微笑んだ。


「………………はい。先輩。確かに僕は白崎さんの事が好きです」


「やっぱりね。初めてあんたらを見た時、お似合いだって、そう思ったわ」


「そ、そうですか?」


「で、デレてるんじゃないわよっ!気持ち悪いわねっ!」


「す、すいません……」


「えっと、だから、一位になって……で、え、えっと……ダブル……デートしましょう」


と、先程まで声を少し張り気味だった先輩だったのだが、声のボリュームが小さくなり、もじもじしながら、人差し指を交差させていた。


へ、へぇ……やっぱり、井上先輩。島崎先輩のことが好きなんだ。


「そういうことなら!ええ、やりましょうっ!!」


「じゃ、いい案頼むわよっ!!」


と、言うと自席に戻っていった。


よし、ここから心機一転。新たなスタートだ。


井上先輩は咳払いをし、話し始めた。


「まず…………」


「どうしました?」


「……………そうねー。何も決まってないし、開催日も未定で、前年と同じように抜きうち開催かもだし、何も出来ないわね……」


「そ、そうですね」


確かにやる事が何も決まってないから、こっちもやりようがないな……


暫く、沈黙が続き、お開きかな?っと思った瞬間。井上先輩がまた、新たな議題を上げた。


「あ、じゃ、とりあえず、部活のルール決めましょうか」


「部活のルール?なんです?それ?」


「当然、私達だけだから、掃除、洗濯とかやらないといけないじゃない?だから、振り分けるのよ」


「あー。でも、どうやってです?」


「ここは……これよっ!!」


と、言って取り出したのは、4本の割り箸が突き刺さるように入っている箱だった。


「はーい。これ毎日朝起きたら引いてもらいまーす。で、料理、洗濯、掃除、雑用って分かれてるから、その引いた奴やってね」


「わかりました。じゃ、他にはなんかないんですか?」


と、訊いてみたが、反応なし。


暫しの沈黙が訪れる。


あれ?そう言えば、会話に入ってこない人が2名ほどいらっしゃる。


僕は真正面を向いた。


すると、机に顔を埋もれさせ、ズターっとヘッドスライディングをするかのように僕の方に手を伸ばして死体のようになっている白崎さん。


確かに暑いから、その気持ちわかる。わかるけど、やめよう?


そのたわわんなおむねさんが大変けしからんことに……


僕は目をそっちに向けないように、とりあえず声をかけた。


「あの、白崎さん?」


「………ふにゃ?」


やべぇ………なんだそれっ!!


……………ね、寝てる!?寝てるのに喋っている!?何語かは知らないが、なんだよっ!ふにゃ?ってっ!!そして、追い打ちをかけるかのように、今はウサギの着ぐるみを着ているっ!!更にその可愛さをアップさせて、まさに小動物っ!!……全く、クッソかわいいじゃねえかっ!!


そして、あの無口な先輩だが、やはり無口な先輩だった。


表情を一切変えず、微動だにしない。起きてるのか。寝てるのか。死んでるのか。全くわかんねえっ!!


「あー。もう、島崎。は会話に参加してっ!!あと、しかりんは寝ないでっ!!」


あ、流石に怒るのね。


白崎さんは未だ寝ている。そして、島崎先輩も先程と全く変わらない。


暫く、沈黙が続き、井上先輩の沸点が近くなったところで


「………議題は?」


と、口を開いたのは島崎先輩だった。


「ないわよっ!!」


と、堂々と言う井上先輩かっこいいっ!!てか、その自信に満ち溢れたその態度。どこから来るんだ?流石にここらで切らないと、収集つかなくなるな。


「先輩っ!!それはもう、会議なんていらないですよね?」


「あ………」


「議題はしっかり、出してください」


「わ、悪かったわよっ!じゃ、今日は解散っ!!」


と、言うと白崎さんを担いで、男禁制の間へと行ってしまった。


特にやることもない、僕ら男はリビングで布団を引き、寝ることになった。


テーブルセットを畳み、部屋の隅に持って行き、僕はテーブルセットがあった場所辺りに、先輩はやはり端っこ敷いた。


今日は神経的に疲れたかなー。


でも、一つ進歩はあった。やっぱり、僕は白崎さんのことが好きなんだ。


よし、眠ろう。


「あの、士郎くん?起きてくださーい。朝ですよー」


と、優しく体を揺すり起こされた。


「………………う…う…」


意識が朦朧としている中。白崎さんの声が聞こえる。………いるはずないのに……


はぁ…………なんてことだ。ぼ、僕は死んでしまったのだろうか?白崎さんが起こしてくれているぞ!?夢か?でも、起こされる夢って………いや待て?これは未来?


妹の蹴りじゃなく、白崎さんが………


「あの、朝ですよー」


「はっ!!」


僕は勢いよく、飛び起きた。


「お、おぉ。二宮くん。起きましたー」


そうだった。部活で同居だったじゃねえか。忘れてしまってたぜ。ここは未来でもなんでもない。現実か。


「はやくそこから退いて、テーブル出して貰える?」


食パンを持った先輩が、僕の前で立っていた。


「あ、すいませんっ!」


僕は布団を即座に隅の方に投げて、テーブルを出した。


「よし、じゃ、ご飯にしましょうか」


「そうねー。あ、士郎っ!歯磨きしてきなさい。朝歯磨きしないで、ご飯食べると便器なめてるのと同じらしいからねー」


「あ、はい」


井上先輩って結構博学なのかもな。まあ、僕は知っているからいいんだがな。


「どこに洗面器あります?」


「お風呂のところにあったでしょう」


「あ、確かに」


僕はリビングからお風呂場に行き、さっさと、歯磨きや寝癖のセットを済ませ、戻った。


「おはようございまーす。士郎さん」


「あ、おはようございます」


これか、引くやつか。と、思い僕はその箱に手をかけると、井上先輩がトーストを食べながら、


「あ、もうみんな引き終わってるから、士郎は余ってる雑用ねっ!!」


と、言ってきた。


「わかりましたから、せめて、飲み込んでから話してください」


「……あ、ごめん」


うん?なんか、違う。井上先輩ならもっとキレるか殴るかしてきそうなもんだけど、普通に謝ってくるのか。


席に着くと、僕の前にはバターの塗られたトーストがあった。


てか、慣れるの早すぎんだろっ!!


まだ、一日目だぞ?僕はまだ自分の家の感覚が残ってるってのに、こいつらなんだ?なんか、家族のような感じ。これじゃ、友達の家で泊まったときみたいな。そんな孤独感があった。


でも、慣れねえとな。はっきり言って高校卒業までは家族のようなものだしな。


てか、まだ4時じゃねえか。


朝早いな。


「あの、みなさんいつもそんなに起きるの早いんですか?」


「いや、違うわっ!なんか、電話がかかってきたのよ。で、学校に5時に集合だってさ」


「それってまさか……………」


「なんでしょうねー」


「さあね。わからないわっ!」


「……………え?」


井上先輩………


普通にわかるだろ。絶対に体育祭だって。


「なによ。士郎言いたいことがあるのっ!?」


「いや、先輩。体育祭じゃないんですか?」


と、言うと先輩はその発想はなかったわ。と言わんばかりの表情をしていた。


「そ、そうよ。そうそう。私たちは士郎にテストしたのよ。しっかり部活に溶け込めるのかっていうね」


びっくりするくらい、わかりやすいな。言い訳が言い訳になってねえし……


「と、とにかく、さっさとご飯食べていきましょう」


あ、話逸らした。


だが、僕に選択肢は無さそうだ。


先輩はパンにバターなどを塗るときに使うナイフのようなものを持ち、不敵に笑っている。


「わ、わかりました。早く食べていきましょう」


本当にこの人といると命が何個あっても足りない気がするぜ。


「士郎くん。体育祭楽しみですねっ!!」


「はいっ!!」


本当に純粋だな。あの、アホみたいな体育祭が楽しみとか。まあ、そこがいいんだけどねっ!


********


そして、僕らは学校に向かった。


「ついたけど、どうしようか」


「うーん。どうしましょうか」


誰もいないし、なんの表示もない。学校に来たらわかると思ったんだがな。


「とりあえず、教室に行ってみましょうか」


僕らはそれぞれの教室に向かった。


「じゃ、扉開けるよ」


ガラガラガラッ!!ドンッ!!


「よく来た。日常部の諸君!貴様らには課題を与えるっ!!」


教室を開けると、白のデスマスクみたいな。痛々しい厨二病の人が被りそうな、お面をした人がそこにはいた。


………誰だ?この金髪の井上先輩と同じような……でも、スタイルは白崎さん同等、いやそれ以上のナイスバディ。……そして、この声どっかで……


「………あ、井上先輩のお姉さん?」


「げ………」


「士郎くん知り合いですか?」


「いや、知り合いってわけじゃないですけど………ってか、白崎さんも会ってますよ」


「そうなんですか?」


全然覚えてないらしい。


「まあ、それはいいとして、井上先輩のお姉さん。こんなとこでどうしたんですか?」


「あ………えっと、高いとこと低いとこがあるところに行きなさいっ!!さすれば道は開かれる」


と、僕らが扉を開けたときのテンションで言ってきた。


「は、はあ」


「はいはい。早く行った行った」


と、井上先輩のお姉さんらしき人物は、僕らの背中を押して教室から強引に出した。


「………出されちゃいましたね」


「ですね」


高いとこと低いところがあることか……


これは言葉遊びの類か?


なら、簡単だろ。答えは……校庭だ。


「おーい。士郎としかりーんっ!!」


と、叫びながら廊下から走ってくる二人組が来た。


「井上先輩と島崎先輩どうしました?」


「ねえ、なんか教室に行ったら、変な人いなかった?」


「あー」


「どうしたの?士郎」


言えない。その変な人っていうのが先輩のお姉さんってことは、僕の口からは口が裂けても言えない。


「あ、そうです。井上先輩のお姉さんが居ましたよっ!」


暫くの沈黙があった。


ガーンッ!!


っと、鉄格子を思いっきり殴ったような音がした。その刹那。僕の体は動かなくなっていった。


……………意識が遠のいていく……な、なんだ?


………………あれ?どうしたんだろう。ぼんやりとだが、誰かが見える。そして、この眠り心地……なんだか心温まるというか安心感があるというか………


「し、士郎くん!?どこ触ってるの!?」


柔らかく、すべすべとした肌触り……


「士郎くんっ!!」


パンッ!!!


その音と同時に頬にヒリヒリとした痛みが。


「…………痛い」


「あ、ごめん。士郎くん。大丈夫?」


「え?あ、うん。ってうわぁぁ!!!」


僕は今、置かれている状況をなんとなく理解し、そして、混乱し、三回転くらい前にでんぐり返しをした。


「よかったー。戻ってきて」


「し、白崎さん!?なんで膝枕なんてしてたんですか!?」


「士郎くんこそ、なんで三回転もでんぐり返しをしたんですか?」


「そ、それは……」


「それは?」


「趣味ですっ!!」


「へ、へぇ……」


あ、やっちまった。変な奴だと完全に思われちまった。


「ありますよねっ!無性にでんぐり返しをしたくなる時って」


「ですよねー」


「「あ、あははは……」」


白崎さんが気を使ってくれたのか、ただの天然ボケなのかはわからないが、良かった。


「あの、話をそらしますけど、なんで僕は気を失ったんですか?」


「あー。それはですね。渚先輩が急に士郎くんの後頭部を殴ったからです」


「は、はぁ……」


でも、僕みたいな一般の男をワンパンで倒してしまう井上先輩。やはり、この人の剛腕は凄い。


「あの、白崎さん。ところであの先輩方は何処に?」


「えっと、保健室にシップを取りに行ってますよっ!」


と、言われ僕は後頭部に手を当ててみた。


確かに後頭部にでかいコブが………痛いな。


よくでんぐり返し出来たな。と思っていると、遠目に小さな金髪が見えた。


「おっ!士郎っ!帰って来てたんだ」


「なんですか?井上先輩。その戻らなければいいのにみたいな態度はっ!!」


「心配してやったんだよ?感謝しなさい」


くっ!!僕はMじゃねえっ!!


「は、はぁ」


「じゃ、とりあえずシップ貼るわねっ!あ、しかりん貼ってやって」


「え?先輩が貼ればいいじゃないですか」


「いいからいいからぁ!!」


と、強引に白崎さんに持ってきたシップを渡すと、どこかに走り去って行ってしまった。


「行っちゃいましたね」


「ですね。じゃ、シップ貼っちゃいますねっ!」


「はいっ!お願いしますっ!」


ふぅ………ふぅ………


呼吸音が聞こえる。


やべえよ。白崎さんが僕の真後ろにいる。


「士郎さん。ここでいいです?」


「は、はきいっ!!」


焦って噛んでしまったっ!!

なんだよ。はきいっ!ってよ……本当死ねばいいのに自分。


「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」


「い、いえ、ひんやり気持ちいいくらいです」


「そうですか。よかったです」


ふぅ。シップを丁度貼っている時でよかった………


僕は話題を変えるため、体育祭の話に戻した。


「とりあえず、高いところと低いところがある場所に行きましょうか」


「でも、どこですか?」


「えーっと……………あれ?どこだ?さっき殴られる前はわかっていたのに……まあ、いい。また考えてみよう。高いところ。って言ったら屋上だが、低いところは無いし………登り棒なんてものがあれば、そこかもしれないが、この学校には無いし…………………」


あー全然ダメだ。頭が働かねえ。


「あ、体育館じゃないですか?あそこなら、なんか上にいけるところと地面とあるじゃないですか?」


「じゃ、そうしますか」


僕は立ち上がると、白崎さんと一緒に体育館に向かった。


少しクラクラするな……さすがに後頭部は痛え。


「士郎くん。大丈夫です?」


「あ、あ……大丈夫ですよ」


なんて気遣いができるいい子なんだっ!!


「お?士郎としかりんじゃない。てか、よくあれモロに貰って動けるわね。ある意味気持ち悪いわ」


体育館に着き、中に入ると、先輩の罵声が清々しいほど綺麗に飛んでくる。


「ひどいっ!井上先輩っ!」


「ええい、女々しいのよ」


「ぐっ!!」


痛い……心の体もズダズダだ……


「ねえねえ、この絵見て」


「今度はなんですか?先輩。もう暴言は勘弁してくださいっ!!」


「なによっ!私はキュートガールよっ!」


「あ、はあ………」


確かに顔だけ見ればかわいいが、ため息しか出ねえぜ。どっちかといえば、暴力大好き。腕力的にゴリラガールだろ。


「まあ、いいわ。話も進まないしね」


と、いって井上先輩が出してきたのは蝶がお辞儀をしている写真だった。


「なんですか?これ?」


「いやね、なんかステージの上に置いてあったのよ」


「ほ、ほう」


「ヒントですよね」


「そうですかねー」


はあ、クソ!頭が働かねえっ!!


ふらふらするぜ。


「蝶が礼してる」


「朝礼ですね」


「ってことは……教室?」


「まあ、そうですけど、教室はなにもないですよ?」


「そうね……」


「朝礼か……あれ?島崎先輩は?どこにいるんですか?」


「今、pc室よ」


「へぇ。なんでです?」


「調べ物があるとかって言ってたけど」


「そうですか?じゃ、行きましょうか。多分ヒントの意味がわかったから調べ物に行ったんですよね?」


「そ、そうね」


………だめだ。この先輩かなり抜けていらっしゃる。


「ま、まあ、とりあえず行きましょう」


「う、うん……」


そして、僕らはpc室に駆けた。

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