第19話

19話


「なぁ、じゃ、ここからが本番ってことか?」


「そうですね。今までのはまあ、肩慣らしってとこですかね?」


「ほう………」


マジでこいつ肩の骨でも外してやろうかな……


誰も友達を増やしたいなんて言ってねえんだよっ!!てか、最初に彼女作らせるみたいなこと言ってたじゃねえかっ!!


「あ、それですけど、最終的にはってことでお願いしますねっ!」


軽いなっ!!


でも、そうなると、僕は好きな人が居ないのか……


それはもう受け入れるしかない……な。


そんなことを考えていると、ピンポンと僕の家のチャイムが鳴った。


僕はとりあえず、自分の部屋のカーテンを開け、外を見た。


夕焼けが綺麗だな。と、思いつつ下を見ると、金髪童女こと井上先輩がいた。


あれ?家なんて教えたっけ?


「あ、井上先輩。どうしました?」


と、上からそう言うと、井上先輩は非常にロリロリした甘い声で


「とりあえずぅ。下に来なさいよぉ!!」


と、目をうるうるさせながらそう言った。


どこから声出してんだよっ!と思ったが、僕は承諾すると、下に向かった。


なんだろう……


と、少しの疑問を抱えながら玄関を開け、外に出た。


「あっ!にのみやぁ……」


「はい?どうしました?」


………僕は周りの光景に言葉を失っていた。


「あ、あのぉね……」


と、井上先輩は何かを話そうとしているが、少し、待ってくれっ!!なんでこんなに近所の人が居るんだ!?


「あ……あの子、大学の教授のお子さんよ。あんな幼い子を泣かせで……」


「ひどいわね……」


げっ!なんて妄想力っ!!てか、この人は高3だっ!!


「井上先輩。とりあえず僕の家の中に入ってください」


「え?先輩?そんなあんな子供に先輩って………まさか……M!?」


う、やばいな……この人たち


「え?どうして」


と、困惑する井上先輩の手を強引に引き、家に入れた。


「で、井上先輩。どうしたんですか?」


と、訊くが反応がない。


「こ、これが二宮の……家?」


声が小さすぎて聞こえないな。


「え?なんですか?」


「い、いや……なんでもないわ……」


と、言っていたが、なぜか顔を赤くしていた。


「で、なんでわざわざ来たんですか?あ、こんな所で立ち話もなんですし、リビング………」


あ、待て。今ってあの10代キラーこと僕の親、二宮幸子が居るんだったっ!!


あんなところにこの人を通せねえ……


「じゃなくて、僕の部屋でよければいいですよ」


と、言葉を続けた。


「え?に、二宮の部屋?」


と、いいながら下を向いてしまう井上先輩……


「はい。そうですけど……」


そんなに嫌なのかな……


「あ、あの……そんなに嫌ならいいですけど……」


と、言おうとした時、井上先輩が


「あ、あのっ!じ、じゃっ!行かせてもらいますと思いますっ!!」


と、言った。


…………ぷっ!!


おもわず、笑ってしまう。


井上先輩は自分の失敗に気づいたのか顔をまた赤くし、その場にうずくまってしまった。


僕は一度呼吸を整え、井上先輩に話しかけた。


「あの……大丈夫ですか?」


と、僕は笑いそうになるのを我慢して、うずくまってしまった井上先輩に手を差し出した。


だが、僕の手を振り払い、井上先輩は勢いよく立ち上がりながらこう言った。


「だ、大丈夫よっ!べ、別に男の人の部屋に入ったことがないから、緊張したって訳じゃないんだからねっ!って、何言わせんのよっ!!」


「いや、別に言えなんて言ってないんですが…」


「う、うるさいっ!!」


と、いいながら拳を作り、そして……


僕は予測し左に少し顔をずらすと、さっきまで僕の顔があった空間に井上先輩の拳があった。


そして、素振りのような空気を切る音が聞こえた。


「先輩っ!殺す気ですかっ!!」


あんなのまともに食らったら絶対に……死ぬ。


「まあ、今日のところは他の用件があるし、いいわ。生かしといてあげる」


え?待ってくれ。僕は命を狙われてんのか!?


「じゃ、二宮の部屋に通してもらえるかしら」


「……わかりました」


よかった。いつも通りの先輩だ。と少し安心しつつ、僕は自分の部屋まで井上先輩を案内した。いつも僕は自分の部屋の整理をしっかりとしているので、そのまま案内した。


「へぇ、なかなか整ってるのねっ!」


「あ、はい」


会話が途切れてしまった。


なんか話題ださないと……えっと、そうだ。用件を聞こう。と、思い僕は、用件を訊いた。


「あ、そうそう。あの……ね?えっと……その……」


と、言いながら手を後ろに組み、もじもじしている。


なんか、いつもの先輩っぽくないな。


いつもは完全に高貴な……もとい、ツンデレな感じだが、今回はなんか違うぞっ!!


これがギャップってやつか………


かわいいな……


「あの、どうしました?トイレなら僕の部屋を出て右の部屋です」


と、説明したが、全然聞いていなかった。


「あ、あの……ぶ、ぶぶ部活をね?……えっと……その……」


「部活を?」


「私が作った部活に入ってくださいっ!!」


「っ!!」


ぶ、部活って……高校生の部活って、部員全員が同居するのが普通の………あれか?


部活入ってくださいっ!ってことは……イコールすなわち、同居してくださいってことか!?


と、考えている時に、プールの日隠れて聞いてしまった話を思い出した。


あの話は……部活って単語とかが聞こえてきたな。じゃ、白崎さんもいるのか!?


「ね、ねえだめ……かな?」


うっ!!


さっき泣きかけてて少し赤くなっている目での上目遣い……


ちょっと男という単純な生物に、この目は辛いぜ。


「だ、だめじゃないです」


い、いやダメだろ……まずいよな。だって同居だぞ?


ダメだろ……


「ほ、ほんとぉ?じゃ、この紙にサインしてくれるかな?」


と、言いながら鞄から入部届を取り出した。


「い、いや……」


と、僕が断ろうとしたが、ダメだ……井上先輩の顔を見たら、こんなの断れるわけない……なんかここで断ったら罪悪感に押しつぶされそうだ。


「は、はい。じゃ、ペンは……」


「おっと、ごめんなさい」


と、言いながら、鞄をガサゴソとあさり、ペンを取り出した。


僕はそのペンを受け取り、紙に自分の名前を書いた。


「ありがとうっ!」


と、いつもは見せないような満面の笑みを見せた。


「じゃ、私はこれで帰るわねっ!」


「あ、はい」


反射的にそう答えた。


そして、僕らは玄関にいき、井上先輩を見送った。


「ふ、ふぅ……緊張したぁぁぁ!!!」


なんか今日の井上先輩……かわいかったな。


「ふぇぇ?お兄ちゃん?どーして大きい声出してるのぉ?」


と、先ほど死にかけていた妹が、寝起きのような顔をしながら階段からひょこっと顔を出してそう言った。


はあ、もう起きたのか……


僕はうんざりしつつ、


「なんでもない」


と、答えた。


そして、のんびり携帯をみながら階段を下りてきていたが足が止まった。


「あっ!」


と叫ぶ妹。


何事だ!?


「もうこんな時間っ!ご飯作らないとっ!」


そして、キッチンの方へスタスタと走って行ってしまった。


………本当に嵐みたいなやつだな。


でも、もうこんな生活も夏休み後には終わりなんだよな………


あと、この事を言わないといけないし……いや、別に言わなければいけないって訳ではないが、言わないといけないしな……


よし、リビングに入って、飯の時に言おう。と、僕は決心し、リビングへ向かった。


リビングに入ると、キッチンで料理を急いで作っている妹、そして、ぐっすりと気持ちよさそうに寝ている母の姿がここにはあった。


テレビを僕がつけ座ろうかなと、腰を下ろしている時、妹が皿を持ってこっちリビングに来た。


「あ、お兄ちゃん。ご飯できたよっ!」


は、はやっ!!


「はあ、ん?いい匂い……」


母は目をこすりながら、鼻をピクピクと動かして起きた。


全く犬みたいだな。その匂いで起きたのかよっ!!


「あ、起きた……」


と、ワントーン低い声でそう言い、蔑みの目で母をみていた。


すごい親子だな……


「お母さん運ぶの手伝って」


と、やはりワントーン低い冷たい声で母に命令した。


「はいはーい」


と、子供みたいにぴょんとソファーから飛び降りるとご飯を運び始めた。


よし、じゃ僕も運ぼうかな。


と、思い立ち上がろうとしたが、妹がすごいガンを飛ばし圧で僕を立つのを防いできた。


な、なんだ!?


そして、まばたきで何か暗号みたいなものを送ってくる。


光とかでやる信号か?


と、僕の脳内ではそうなった。光とかの信号ってことは…モールス信号かな?


えっと……お母さんにやらせろ。


あ、そういうことですか……


と軽く納得し、僕は行動をすることをやめた。


なんであいつモールス信号なんて知ってるんだろう。読めた僕も僕だが……


なんて考えているうちにご飯がテーブルに並べられていた。


今日は中華だ。


エビチリや回鍋肉、青椒肉絲などなど色とりどりの中華料理が並べられていた。


この量をこんな短時間で……こいつ……すげえ。


そして、妹と僕が横並びに座り、母は、僕の真正面に座った。


いつも母が帰ってくるとこのフォーメーションだ。


「ちょっと、梨花近い」


「えへへーん」


何がえへへーんだよっ!!


「えー?私も士郎の近くにいたーい」


「うるさい。このチルコンがっ!!」


チルコンってなんだよっ!!


あ、チルドレン……あ、そうか。って納得してる場合じゃねえっ!!


「なに?私が子供が好きでなにが悪いの?このブラコンがっ!!」


そして、二人は目線でバチバチやっている。


もう、ついていけねえぜ……


僕は一人合掌し心の中でいただきます。と言うと一人食べ始めた。


う、うめえ……


この回鍋肉。味付けは王道の甘くピリ辛の味だ。味噌のこの甘い味覚と風味を保ちつつ、最後に少しピリッとくる。そして、このパプリカ。肉だけでは少し脂っこいので、その油を抑える。うまいこと共存しているっ!!


そして、青椒肉絲にしては、回鍋肉とは対照的に素材の味がいかされ、にしてもこの歯応え……たけのこのコリコリしたこれが……うまいっ!!


そして、このピリ辛のエビチリっ!!シンプルイズザベストっ!!完璧なるこの焼き加減。エビがぷりぷりだ。


まじで、これは店開けるだろ……


そして、僕がこのうますぎる飯を味わって食べていると、あれ?あの凶悪的な量があった回鍋肉が……な、ない!?


「お、美味しいっ!!」


と、母はご飯を頬張ってがっついて食べていた。


うまい飯のまえには喧嘩などない。か……

うん?え?待て待て。おいおい!回鍋肉全部食べたのか!?

ありえねえ……


それを笑顔で見ている梨花。


なにがあったんだ?


まあ、仲良くなったんならいいか……


ふぅ、腹一杯だ。


「うまかったー」


そういう母を僕は流すように見た……って、なんだこいつ!!


「な、なんて格好してんだっ!!」


本当にひどい格好だった。白ワイシャツを着て胸元を大胆に出している。思春期の子供がいるんだよ?さすがにこれはダメだろう。


「えー。面倒くさいもん。いいじゃん減るものじゃないし……」


「は?セリフが反対だろ?ん?反対って訳でもないな。なんでもいいから着てくれ」


「仕方ないなぁ」


と、言うとしぶしぶ重い足取りで自分の部屋に向かって行った。


母がきたら、正直、面倒くさいし、さっさと自分の部屋に行こうか。僕は大皿をすべて洗い場に持っていき、さっさと自分の部屋に戻った。


「はあ、今日は疲れたな」


なんて言いながら僕はベットに横になった。


………………あつい……


僕は暑さで目を覚ました。


って、朝か!?おいおい。あのまま寝てしまったのか……


まあ、別になんもなかったし、いいんだけど、生活習慣壊れるのはな…


なんて思っていると、ズタズタドタバタと足音が………嫌な予感が


「おっにいちゃぁぁんっ!!」


と、朝から大声で叫びながら僕の部屋に入り、そこからジャンプっ!!


そして、僕のベットに槍のような足が突き刺さった。


僕は起きていたので、必然的にかわしていたのでよかったが、側から見るとえげつねえな。


あんなのがいつも………


ひでえもんだな。


「あれ?肉に練り込む感覚がない。あっ!お兄ちゃん起きてたんだねっ!」


「こ、怖いぞ発言がっ!!そして、笑顔で肉に練り込むとか言うんじゃねえっ!!」


と、普通につっこんでみた。


「朝ごはん出来たから顔洗ってから来てねっ!」


と、朝から飛ばしてる妹はまた、僕の部屋から走って出ていき、ズタズタドタバタと下にいった。


まさかのスルーか……


僕はそれを追うようにのんびりと自分の部屋を出ると、向かいの部屋に住む母さんがちょうど出てきた。


「あ、士郎……おはよう…」


母さんか……


「おはよう」


と、僕は母さんに言うと、あまり関わりたくなかったので、さっさと僕は逃げるように下に向かった。


そして、顔を洗い、歯磨きをしリビングに行った。


今日は暑いから冷たいものとかがいいな。と、冷たいものを期待していたが、朝ごはんってのにそこにあるのは熱々の鍋だった。


それも赤いぞ。これはキムチ鍋か!?


おいおいっ!待ってくれって、朝から飛ばしてるどころじゃねえぞ。これ……


「今日は賞味期限ギリギリの食材があったから、使ってみたの」


と、元気に言う妹。


その元気な姿を見たらなんか言う気もなくし……


勝手に諦めた。


僕は自分の席に座り、ご飯を食べ始めた。


……座ったはいいが、この鍋のコンロの熱と鍋から発せられる熱で、もう汗だくだ。


でも、この香り……ちょっとピリ辛のいい匂い……なんでだろう。こんなに暑くて嫌ってほど朝からこんなに食べたくないのに……うまそうでやばいな。


「あれ?お兄ちゃん?食べないの?」


と、梨花が、この鍋をよそいながら、そう言った。


うまそう………


「士郎が食べないなら、私が全部食べちゃおうかなー」


か、母さんっ!?いつからいたんだろう……もう、食べてるし……


「うまぁーい」


やばいな。どんどんと鍋の具材が無くなっていく……


く、食うか?いや、うまそうなものは食えよっ!!


僕は決心し、鍋の具材を取り、口に運んだ。


う、うまいっ!!


うますぎるっ!!


キムチの辛味と微かな酸味……そう。これはキムチの海……そして、その海では、色とりどりの野菜たちが踊り、舞い、遊んでいる。


なんだろう。口にまだ食べ物が入っているってのに、次食べてえ……


橋がとまんねえぞっ!!


美味すぎるっ!!


この美味さは病的だ。


そして一瞬にして、鍋は綺麗さっぱり無くなった。


ふう。うまかった。


体がなんか水っぽいな……ってこれ、汗か!?


全然気づかぬうちに、雨に打たれたような感じになっていた。


これじゃ、何も出来ないな。


僕は自分の食器を片付けると、風呂に向かった。


暑いな。はやくこの服脱がねえと…ベタベタしてやがる。


僕はさっさと今着ている部屋着を脱ぎ捨てると、風呂の扉を開けた。


「あら!士郎っ!どうしたの?小さいときみたいに甘えたくなったの?」


………………へ?


姿は霧やなんやらで見えなかったが、母さんの声だ。


なんでいるんだ!?


「……出直してきます」


と、僕は扉を閉めた。


ふう、よかった。


声だけだったし、僕も見られてないだろうし、不幸中の幸いってやつかな……


ん?


ここで一つ疑問が浮かんだ。


なんで、僕だってわかったんだ!?


梨花かもしれねえじゃねえかっ!


ってことは、見られたのか?


誰得だよっ!!


ってことで、僕はこれ以上考えることをやめた。


それからしばらくして母さんは風呂から出た。


よし、今度こそ


そして、また、先ほどのように、風呂の前に立ち、扉を開けた。


「あ、お兄ちゃんっ!一緒に入るの?私はいいよっ!」


………もう、なんだろうな。一種の能力かな?


また、僕は脱衣所から出た。


あれから、三十分たった。


未だ出てこない。


うーん。どうしたんだろうな……


女の子は風呂が遅いとか言うし、待つか。


~~30分後~~~


出てこないな……さすがに一時間も入ってないよな。


てか、音もねえしなんか…やばくないか?


僕は急いで自分の部屋から出ると、即座に脱衣所まで行き、風呂の扉を開いた。


「おい!梨花っ!!」


扉を開いて、目の前にあったのは小型の黒い何かだった。


遠目では確認できなかったので、近づいて見てみると……

これは、ラジカセ?


そして、そこから音が出ていた。


「あ、お兄ちゃんっ!一緒に入るの?私はいいよっ!」


と、エンドレスに流れている。


………ふざけんなよっ!!


そのラジカセを怒りに任せて風呂の壁に投げつけた。


ガシャーンッ!!と、機械の壊れる嫌な音が聞こえたが、まだ、そのラジカセからはあの妹の声が聞こえていた。


……………は?なんなんだよっ!!


壊れたのに、動くんじゃねえよっ!!


「ふふ………」


と、小さく笑う声が聞こえた。


梨花かっ!


だめだ。勘付かれたらだめだ。


冷静に行こう。


僕はゆっくり、足音を立てずに扉まで行き、勢いよく扉を開いた。


「おい。梨花っ!!」


と、外に出ると、そこには母さんがいた。


…………………な、なんなんだ?


「あ、士郎」


「か、母さん?」


「うーん。ご、ごめんね?」


「う、うん………」


しばらく、沈黙が続いた。


なんだこれ!?


強くは言えないしかといって言わないわけには行かないし………気まずいし………はあ……


「じゃ、母さんそろそろいくね」


「あ…………う、うん」


そして、スタスタと母さんは行ってしまった。


本当に今日は厄日だな。それも母さんがいるしな……いや、母さんがいるから厄日なのか……親子丼は子が先か………みたいなことを考えながら僕は湯船に浸かっていた。


そんなこんなで、風呂から出て、自分の部屋に戻っていた。


はあ、やることねえな。宿題なんてものは1日目に終わったし、リア爆2もなぜかあれ以来起動させても、画面が真っ白で止まったままになるし……暇だな。


折角の休みなんだし、睡眠貯金を取ろうかな。


そして、僕は目を閉じ眠りにつこうとしたが、


ズタズタドタバタ………


はあ………


一つため息をつく。


そして、また、今日も大波乱の1日が始まったのであった。

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