霊関係の話⑨ 必ず不幸になる家
ネタが出来たんで久々に更新。
先日、向かいの一軒家に人が越してきました。この一軒家は、いわゆる『曰く付き』の物件でして、前の独身者は身体を壊して引越し、その前の家族は夜逃げ、その前の家族については私は知らなかったんですが、離婚して越していったそうです。さらにその前には老人の一人世帯で、この方は孤独死を遂げられたとか。
世の中には、なぜだか解からないけど不幸が続く家運の家というのがあります。けれど、まん前にして暮らしていますが、何か変わった気配があるかと言えばまったくそんなものは感じられないのだから不思議です。
それだけ不幸を呼ぶ建物でしたら、何か感じてもおかしくはないと思うんですけどねぇ。別になにもなく、ただ引っ越してきた家族はなんらか不幸に遭って、その家を出ていく事になるんです。地運が悪いんでしょうかねぇ。
地運が悪い家に、運勢の良くない人々が偶然に引き寄せられて来るから、傍目には不幸続きの縁起の悪い家と映るだけかも知れません。幸も不幸も引き寄せあうと言いますし。不幸な人は自ら求めるように不運を呼ぶ物に近寄っていくものですし。
そう言えば神社で引くおみくじには屋移りの好悪が必ず書いてあったりしますからね。運の悪い時期に引越しを考えると、自然と地運の悪い家を選んでしまうのかも知れません。
今度越してきた家族は三人家族ですが、ご近所ではいつ引っ越すかなと密かに話していたりします。こういう話はまた、ご本人たちの耳には入らないもんなんですよねぇ。
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