第3話 それでハローワークなんだけど

私はハローワークが好き。

みんな知ってる?あのカウンターの向こう側にいる人達ってすんげーナイス&ユニークなんだよ。

それはさておき、私の担当の人には感謝してる。「面倒なクライアントだ」ってこぼしながらも私につきあってくれてるんだからね。

そうだよなー、この人がいなかったら職探しもまともに継続してなかったかもね私のことじゃ。


んじゃぁ、ここらで私の仕事経歴聞く?ひっどいよー。

まずね、新卒で入った会社。ここで4年間パワハラ。

いや、まぁ、先に言っとくと、私もたしかに生意気だった。うん、多分ね。

でもさー、あんたらが「新入社員こそ問題に気が付きやすいフレッシュな目をもってるんだ!だから疑問に思った点や、おかしいと思ったことはどんどんまわりに言ってくれ!そしてともに改善してゆこう!!」って言うたやんか。

それで正直にスナオ〜にそれ踏襲したらこの有り様ですがな。どないなってんねん。


で、まぁ、社内でも有名なパワハラさんと、社内でも高名な問題児くんと、ずっと組まされたわけですわ。

ずーっと4年間無視。

なんも教えてくれないの。

いや、まぁ、いいよ?それは。教えてくれなくても自分で調べて覚えればいいしね、うん。


たださぁ、お客さんが待ってるのに電話を10分ぐらい放置したり(それを私のせいにする)、

酔ったイキオイで手をつないできて「泊めて」って言ってきたり、

扇子で頭なぐったり、

まぁほかにもほかにもほかにもあれやこれやそれや山程あるけども、

ちょっぉおおっと、ナインジャナイカナー?


あぁそれから、「悪いのはお前だからお前が我慢しろ」って言ってきた本社の奴ら、全員爆発しろって今でも私思ってっかんね。

恨みは消えないぜ。なかなか時間がかかるのだ。

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