第306話 吾輩は岐路に立つ。
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「またやってもうたー!」
「たまにやりますね」
「……そうね」
「急ぎすぎなんですかね」
「そうかも。行き急ぐ男アインツ。それが吾輩」
「……学習しない男アインツ」
「……」
吾輩はまたまたタイトルを書き忘れる。
いつも最後にタイトル書いてるので、忘れてしまう。ハイ、言い訳です。
だって、しょうがないじゃない!!最後にハンコを押し忘れたりとかするじゃない!?えっ、しない??吾輩もしない。
まぁ、気抜いてやってる証拠である。自然体これ大事。
肩の力を抜いて、気ままに動く。別のことしながらでも指が動く。
もう、ゴーストライターみたいなもんよ。勝手に考えれば手が動く。
そのうち、モンスターの刑事みたいな指の動きしそうだな………。もしくは、エロ親父みたいな。犯罪者一歩手前か………。
「こらこら君!なんだい、その卑猥な手の動きは?」
「違うんです!!手が勝手に!?」
「話は署で聞くから、ついてきなさい」
「あれ~~~~~」
とことになりそうである。遠山の金さんに話は通じるだろうか?
桜吹雪に冤罪事件は存在するのだろうか?
人はたまには間違えるから。
吾輩は考える。
なんとなく、シリアスとコメディの境目をデットエンドから失くしてしまった。いかん、いかん。こりゃいかん。遺憾の意ですわ。まったく。
どっちつかずになりつつあるのがイカン。思い通りにいかん!!
メリハリってやつが消えてるのが原因だな。なんとなく自己分析。
それが読者を困惑させる。一体どういう作品なのって?何したいん?この作者??
ハイプラバ、プラバ。さいなりー。
読者とうまく付き合えない作品になってしまってるのかもしれない。どうにか直さないとな。主旨を思い出す。プロローグがちょい重たいのも原因のひとつだろう。
序盤コメディ。後半シリアス。
ギャグのキレが落ちてる。というか、書き方自体も迷う。
「……」これね。これをうまく使えてないし、――これも邪魔臭く見えてきた。
本当に感性というのはコロコロ変わる。遺憾ともしがたい。
遺憾尽くしである。イカめしは好きである。もち米がうまい。
吾輩は考える。
あー餅食べたい。日本の風物詩。
これを口にせずして冬は越せぬ。餅一つでご飯いっぱい分とからしいけど。
餅食いたい。
吾輩は考える。
ドラマの少女漫画率の高さを。
1クールに一本は少女漫画を入れてるような気がする。少女?というと怪しい部分もあるかもしれない。女性は永遠の少女では……。ないかもしれない。あるかもしれない。
ある人は言いました。夢見る少女じゃいられないー。はっ!!
まぁ、置いておいて、映画とかも恋愛ものって多い気がする。これも少女漫画原作が多数。もう毎年のように引っ張りだこである。
やはり、最近は女性向けの方が活気があるのかもしれない。
女性はお買い物が好きな人が多いから。衝動を動かせ!!
吾輩は考える。
男性向け作品と女性向け作品。
これの両立。難しいものですね。やってる作品はいっぱいあるけども。
両立だよね。両立。
一点突破も捨て買い。カッコいいよね、一点突破。
さて、分かれ道に立ちました。
どなたか、ひのきの棒を持ってらっしゃいませんか?
吾輩は眠りにつく。
《つづく?》
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