第283話 吾輩の反撃の狼煙!!粛清してやるぅうう!!

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「はぁー、頭を使うと疲れるな~」

「エッセイストの見せどころですね」

「さて、読むものがたくさんいるのだろうか。気づけば今回のコンテストの戦い方がわかるだろう」

「それは……一体?」


吾輩は考える。

今回一番の激戦になりそうなところは。簡単なことだ。


【SF】


である。残念ながら、横浜効果だろう。ここの期待が高い。なので、結構粒ぞろいなような気がする。


そして、穴場はホラー。ラブコメ、恋愛。

ラブコメが穴っていうのは……ちょいとおかしい。まじで。どういうことなのか、理解に苦しむ。いや、簡単に言えばみな正直者なのだろう。


ただ……な………抜け道がありすぎる………。


それがこのサイトの問題の全てでもあるのだけれど………。純粋さが………裏切られると人は……復讐に駆られやすいのかもしれない。覚えておこう。ネタになる。


読者はジャンルを気にしているのか?


見た感じわかってきた……誰も気にしていない。むしろ、作者以外気にしていない。そういう風に見える。吾輩だったら、デットエンドをラブコメでぶっこむかもしれない。けど、間違ってはない。ラブコメだ。


下手したら、美咲ちゃん目線もあるから、恋愛ともいえる。


おまけに近代科学兵器要素を取り込めば、SFでも過言ではない。半身ロボの豊田君とか詳細にすればいいのだろう。

それに吾輩ちゃんと書いてある。


――時代にそぐわない発展を遂げ、高道具があると――


これは、バッファーでもある。年数は大事な要素なのでずらせない。だからこそ、これが必要なんだ。現代という形で読むとき、現代なのだ。だから、2020年に読んでも、強ちゃんの世界には現代設定を引っ張ってこれる。


だって――書いたのだから。


嘘は言ってない。言い訳もしてない。その為に書いたのだから。屁理屈ではある。


さて、こうやって考えると、要素を追加しちまえば、いくらでもジャンル変更可能なのである。過疎ジャンルにぶちこむというのは作戦である。


最終的に選ぶはレーベルであり、編集である。


ホラーで、ダンジョン作品を取ったのだ。それでわかるだろう。ファンタジー要素はどこにあっても許される!!なぜなら、流行りだから!!


身もふたもない話である。だが、これが現実よ。


あくまでいち個人の考えである。



応募中に……ジャンル変更は………運営に確認ください。



吾輩は考える。

吾輩怒りのエッセイ。反逆の狼煙。


文字数事件に対して、吾輩は一矢報いるために、エッセイを書く。

これは小さな抵抗である。ほんの小さな。さて、読者たちは救われるだろうか。ぜひ救われてほしい。


ぜひ、妖怪文字数足らずたちを駆逐してほしい。がんばれ10万の軍勢。


あとは……名作が生まれれば読者は増える。


吾輩にできる小さな抵抗。吾輩の戦いた方はこういうものだろう。


声をあげる。それしかできんからな。

文字数足らずの粛清をしてやる……かき消されるがよい。


というか、コンテストに10万文字ないと参加できなくすればいいのに……。もう、新着の取り合いもめんどくさくなるだろう……。



吾輩は考える。

このサイトの舵修正について。


これは悪いことではないのかもしれない。いち個人意見だ。そう受け取ってほしい。


短編が売りのサイトにしようとした節があったのは忘れまい。

これがコンテストを荒らす結果になってしまった。因果応報、自業自得。

ちなみに吾輩のせいではない。


結局、短編好きな人は長編を読まないのかもしれない。

10万を読まない人たちによる、10万文字以上のコンテスト。

これは――世紀末。無理難題をふっかけってしまった。残念。残念。


謎の読者選考が始まっているのかもしれない。


そして、作者は――購買読者になりうるのか?


なっている方達も多い。実際買っていると近況に挙げる人も多く、売れ行きを支えているかもしれない。ふむふむ。


なりうるということだな。


じゃあ、読者がいないなら……作者が読まなきゃ始まらんということだな。


ただ――難しいもので――利害関係になりつつあると難しい。


応援的なものも入ってしまうから、純粋な評価を逸脱してしまうかもしれない。吾輩も応援的な意味合いの評価はある。できるだけ、星で評価をわけようとは思うが、完全には除去できん。


だからこそ、長編を読める読者を読んでくれる読者というのを大切にしなければならない。それを呼び込むことをしなければ、しなければ……どうなるのだ?


読者選考を無くせばいいのか?わからんちんだ。



吾輩は考える。

剃刀は何枚刃までいくのだろう?

今、10枚くらいいったのだろうか?100枚に到達するにはあと何年必要だろう。



吾輩は眠りにつく。



《つづく?》

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