第255話 吾輩、びっくらこいた!!
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「これは、すごいよ!!ついにきた!!」
「まじっすね!!」
「角川文庫よ、角川文庫!!」
「いや、激熱っすね!!」
「ネット小説でマジ文庫とか・・・すごいこと思うだけどなー。どうなんだろう?」
「拾い上げじゃなくて、コンテストですからね」
「これで文学系の人は、盛り上がりそう」
「ふむふむ」
吾輩はびっくらこいた。
まさかの・・・角川文庫主催のコンテスト!!
が・・・カクヨムで!!
テラやばい!!
https://kakuyomu.jp/contests/kadokawa_bunko_contest
お仕事もの小説を求む!!
文字数10万~16万!!
実体験でなくても、聞いたお話、フィクションでもいいです!!
読めば明日の力になる!!・・・・これはハッピーエンドというか爽快感があるものを求めてるのでしょうね!!
賞金はない。けど・・・これはやばい!!
コンテストは来年4月開始でございます!!
ラノベよりだったサイトだが・・・文芸まで幅広く住める。それがカクヨム!!
吾輩は・・・ラノベより一派です。
少年エースはどこにいったのだろう?最近・・・掲載がないように思うだが・・・。気のせいか?
吾輩は考える。
捕らぬ狸の皮算用。
狸の皮で何を・・・作ったのだろう?
よく、イノシシの毛をかぶってる猟師は、テレビで見るけど。
たぬき?
吾輩は考える。
みなさん、ご存知のかちかち山。
これね・・・結構ハードなお話なんです。思い出してみてください。
昔聞くのと今聞くのでは全然違います。
まず、畑がたぬきに荒らされます。
おじいさんは迷惑なタヌキをとらえ、鍋に入れて夕食にしようとばあさんにいい、しばりつけました。
家でタヌキと二人きりのばあさんに、タヌキが人語でしゃべりかけ、縄がきついのでゆるくしてといいます。かわいそうに思ったおばあさんは、緩めてあげます。そこで縄がほどけ、杵でおばさんの頭を殴打。殴り殺します。
えぇ――杵でね、ガツンと。
そのあとです。問題は・・・。
ばあさんの皮をはいで鍋にいれます。そして――ばあさんの皮をかぶり・・・おじいさんに・・・その鍋を・・・きゃぁああああああああああああ!!
おじいさん悲しみます。復讐してやる!!
おじいさん、タヌキを懲らしめるたいとウサギに相談。
まかしとき!!
うさぎは巧みにたぬきに取り入り、薪を背中に背負わせます。
背中でカチカチ音が鳴る?
「なんだ、ウサギ?」
「鳥の鳴き声だよ」
「そうか・・・・あつ――熱い!!熱い!!」
背中に大やけどを負うタヌキ。
ウサギは巧みにだまし、背中に塗り薬をぬります。
唐辛子なんですけどね・・・。
傷口に唐辛子・・・。おぉ・・・・。
そして、巧みに泥船にのせ――タヌキを抹殺。
・・・・・
「超、怖いんですけど!!なにこの復讐劇!!最後、おじいさん喜びもないし!!」
「超・・・残虐っすね・・・」
因果応報とは言うけれども・・・難しい問題で。
最初に殺そうとしたのは、おじいさん。
いったい・・・誰が悪いのか?
復讐は復讐しか生まないということかもしれない。
お気を付けを・・・。
吾輩は眠りにつく。
《つづく?》
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