第78話 吾輩テレンちゃんが抜かれたことに気付く

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「おぉ・・・抜かれとる・・・」

「ついに・・・」

「けど・・・これなんだろう?」


吾輩は漫画コンテストランキングの一位が変わったことに気付く。

新しい作品がきました。8月7日更新されたばかりでもう一位。

早、2日で一位……。

なんか……ちょっと悲しくもあります。じわじわ追い上げて欲しいというのが本音です。

いきなり……一位。

もうね……ランキングも大変でござんすよ。えぇ。

2日で変わってしまうのですから。

そして、なんだろう・・・第5回本物川大賞って・・・。

謎でありんす・・・。

2日で星80だったら・・・終わるころには800ぐらいか。

恐ろしい推進力であります。

中身はまだ読んでない。


吾輩は考える。

最近・・・カクヨムオンリーのタグを良く見る。

吾輩はひねくれているので若干抵抗がある。まぁ、全ての作品がカクヨムオンリーなのですが吾輩の場合。

けど、これをつけたあとに・・・。他の小説サイトに投稿するとき何か心にしこりができそうなので、控える。

そして、タグは8つが限界なので・・・。無駄遣いになるやもと思う。

けど、これを基準に読み漁っている人がいるのかもしれない。

そんなタグ。カクヨムオンリー。


吾輩は考える。

長編が優遇されるのはいいことである。まぁ、これは個人的な意見として。

だって、長い時間カクヨムに読者を引き込めるから。

ただ、人気のというのが気になる・・・。星200以上っぽいですね。

これって・・・埋もれた作品は見つけなくなってしまう・・・のでは。

まぁ、物好きな人は検索機能を使うのでしょう。

せめて・・・星基準無しがよかったな~。と個人的には思う。

そもそも、サイト初期と今の星の流れは愕然と違うのだ。

もう・・・価値が跳ね上がっていると言ってもいいと思う。

だって、いま100超えるのなんて相当しんどい。

間違いなく。昔ほど100を超える作品はお目にかかってないから・・・。

できれば、掘り起こしの機能も欲しいところだけど・・・。

それは・・・違うのかもしれない。

あくまでこれも商業目的のサイト・・・。人気を膨らませていくのが正しい戦法なのかもしれない。今ある、長編大作たちが読者を呼び込んでくれることを期待しよう。

それが・・・どうか皆の元にこぼれてきますように。


吾輩は考える。

ようやく、こういうサイトの難しさってのがわかってきた。

色々な問題・・・問題といっていいのかわからんが・・・。

グレーゾーン的なものは出てきてしまうものなんだな~と。

相互自体も悪いことではないんだが、しっかりお互いを評価し合えるのがいいのだろう。きっと。星を選んでつける。

1~3まで使いこなせるのだから・・・。

なんでもかんでも3をつけたら・・・それはよいしょと同じである。とひねくれた吾輩は思う。正当な評価をしてあげるのも仲間の役目ではなかろうか・・・。

それで嫌われることもあるかもしれんが・・・。けど、それはきっと意味があることと信じたい。どこが星1なんだよとか。星3なんだよとか。

何でも言い合えるのが仲間ってもんではなかろうか。

なんて・・・センチなことを考えたりします。吾輩。

まぁ、応援って意味で3かもしれないが。そこはわからん。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく≫

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