第2話 偶然か必然か

イテテテ…… ここは、ドコ?


ひとまずスマホを…………あ!圏外!?なんで?さっきまで使えてたのに。なんで家で圏外なの……もし、かして……家じゃ無いとか言わないよね…




『 らぁーーんまぁーーるぅーー!!!!!!!!!』

『ちょ!何ですか?信長さん。 』



え、蘭丸?信長さん?

・・・あ!

もしかして、安土桃山時代にタイムスリップ⁉︎そんなこと無い。そんなこと無い。はず

へーじょーしんを保つんだ…玲峯……

でも、本当にタイムスリップしてたら、明日のテスト無し…!

いやいや!でも安土桃山にいるんだったら、戦国時代…だから、生きて帰れない⁉︎



『あのー、信長さん。あそこに見知らぬ女性が………』

『え⁉︎もしや、おらんを狙いに? 出てこい!そこの女‼︎‼︎』


「すみませんが、あなた方は誰でしょーか?」


『私の名前を知らんのか! まあいいだろう……

理念を持ち、信念に生きよ。織田信長だ!』


『森蘭丸です。以後お見知り置きを。』

「今は、何時代でしょうか?」

『おいおい!まずは名を名乗ってからだろう、なぁ〜らんまる♪』

『(華麗にスルー)此処は安土桃山時代です。お名前をお聞かせ願いたいのですが。。』

「私は浅野玲峯です!信長さんに会えりゅなんてー‼︎」

『お前さん、もしや浅野長政の娘か! 』

「い、いや違うと思いますが、私平成時代からタイムスリップして来たんです!」

『平成?タイムスリップ?どういう意味だ?それにしてもお美しいのう。』


『それより!迷い込んでしまったのなら、小姓の部屋にでも………』

「もし!できたら、信長さんのお部屋に………」

『え?いいよ!』


意外にあっさりOK出たわ

これで…これで!あの偉大なお方、織田信長の隣で一夜を過ごせる…… よっしゃーーー‼︎‼︎






この時のおらんを見る人は、、だーれもいなかった………









第3話へ…


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