泣かれた・・その3
電話切っちゃったけど
ま、いっか
で作業に戻りました
電話のことはスケさんにも
仲のいいパートさんにも
「聞いてくださいよー」
話を聞いてもらいました
「また泣いたの?」
「いいよ、ほっときな」
「どうせ、明日来たら平然としてるから」
「気にしなくていいよ」
そんな言葉をかけてもらいましたが
ついかっとなった自分にへこみました
人と言い合うのが苦手です
旦那さんとも言い合えなくて
うまくいかなった時期がありました
怒りの感情が入った時に
その怒りの対象者に向けて
冷静に話をすることができません
とても感情的になります
それがわかってるから
ヤママネにいくら腹が立とうと
言い返すことをしたことがなかったんですね
我慢したほうがましだったからです
感情的になると、子どものころからですが
泣きながらしか話せませんでした
それが出来た相手は、親へはよっぽどで
旦那さんには結婚してかなり長い間やらかしてました
今はもうそれはなくなりましたけど
それって、悲しいかな・・ヤママネと少し似てます
人前で泣くことはとうてい理解できませんが
ヤママネの持つ感情自体は私の中では理解出来る感情
仕事場の私はヤママネに言い返すことをせず
困りながらも、受け流してまじめに仕事をしていると
周りからは見られていましたから
(仕事はまじめにしてますよ!)
さくらえびさんがかわいそうと
同情されて
店長やヤママネに私の困っていることを
代わりに言ってくれたのが
辞めていったハセさんやイケさんでした
一緒に働いているハタさんもそうです
最近は店長には大分物は言えるようになりましたが
人に言ってもらうって
自分はしんどい思いをしなくていいじゃないですか
後ろめたさはありました
こればっかりは甘えてしまってたんですね
情けないんです
卑怯な奴なんです
そんなことがあった翌日
ハタさんに事情を話したら
「何それ!バカじゃないの!」
そしてハタさんは
即行動に出たのでした
つづく
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