死とは無縁の日々を、死を選べない日々として過ごす少年と少女。 彼と彼女の接点はいずれ描かれる感じが現行の最新話でうかがうことができます。 第一部はそこに至るまでのレイ、リリの想いを追う、その物語が紡がれています。 各々が出会う人々の関わり合いは、切ないものが多いですが、そこに確かな答えを見出だせる読者も少なくはないはずです。 童話的雰囲気も味わえるこちら、一読いかがでしょうか。
タイトルに惹かれて読み始めました。少女と少年のそれぞれの出会いの話が交互に繰り広げられて、二人の行く末がどうなるのか気になります。優しくて、少し悲しくて、そして時に残酷な物語。人は出会って、別れを繰り返し、そしてもしかしたら未来に繋がるのかもしれないと、思わされるお話です。