はロ。

 いつものバス停にて――


「タコヤキのチェ~ンが本気でつくった焼豚弁当?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「なにかしら? タコヤキのなかにタコの代わりにブタいれちゃうかんじかしら?」

 そんな奇妙な物体をイメ~ジする月夜。


「テイクアウト専用のメニュ~で表面を隙間なく覆うチャ~シュ~の焼豚弁当。へぇ~……あのタコヤキ焼くやつで焼いてるのかしら?」

 半球状の鉄板に豚肉をつっこんで焼いてる様をイメ~ジしながら、


「17ニチにカント~でハロがシュツゲンっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ハロって……あのハロかなぁ~?」

 緑色の球体ロボをイメ~ジしながら、


「それがカント~にシュツゲンかぁ~……」

 東京の上空に巨大な浮かぶ巨大ロボをイメ~ジする。


「いちだいニュ~スだよねぇ~」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「ハロがシュツゲンするとテンキはくだりざかになる――そなんだぁ~」

 頭上に『?』を浮かべながら、


「なんのカンケ〜があんだろぉ〜???」


「アムロとかゲンキか? とかいうのかなぁ〜?」

 天気絵用語とは気付かずに巨大な緑色の球体ロボをイメ〜ジし続けるイブキだった。

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