こメ。
いつものバス停にて――
「お~! ハルヒのシンサクっ!」
イブキがそんな記事を読んでいた。
「9ネンぶりなんだぁ~。あんまりカンケツまでシリ~ズがつづかないラノベのなかで1ネンとかシンサクでないとすぐわすれられちゃうモンねぇ~。ラノベのシリ~ズっていまどんぐらいあるんだろぉ~? 100や200じゃないよね? 1000ぐらいあるのかなぁ~?」
本屋にあるラノベコ~ナ~も本棚を思い出しながら、
「2010ネンぐらいからこ~ゆ~ケ~コ~あるよねぇ~。もっとドンドンやってほし~よねぇ~」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「物凄い肉量が話題っ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「どこかしら? 牛丼屋? それともファ~ストフ~ド? ステ~キハウスかしら?」
瞳をマンガ肉にしながら、続きを読み進める。
「コメダのコメ牛の肉量がすごい? コメダ? 米屋さんかしら?」
月夜が首を傾げる。
「コメ牛は食べ応えのあるボリュ~ミ~なハンバ~ガ~。へぇ~……ハンバ~ガ~なのね」
画像が表示される。
「並で一一〇グラムの肉、さらに追加で『肉だく』が可能っ! 肉だくっ!! いいわね! わかってるじゃない米屋なのに――さらに『肉だくだく』の三倍量も可能っ!」
「ゴハンはついてこないのかしら?」
「月夜。コメダってデザ~トとかのリョ~がハンパないコ~ヒ~やさんで、コメはうってないよ「
ノワ~ル好きなイブキがそう言うのだった。
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