りゅ~こ~ゴ。

 いつものバス停にて――


「お~! あのソフトクリ~ムのうえだけアイスにメロンがと~じょ~」

 イブキが大好きなアイスnニュ~スを読んでいた。


「そっか~。そろそろアイスのおいし~キセツだモンねぇ~。しかもメロン。アイスやソフトクリ~ムとアイショ~がイイだよねぇ~メロンはそのまんまメロンをこ~らせてもおいし~とかメロンのポテンシャルはたかいよね」

 そんな事をいいながら続きを読み進める。


「メロンかじゅ~をいれてあまみをだしたり、メロンピュ~レをぞ~りょ~してよりメロンっぽさをだした。いいね、いいね!」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「最近流行りの言葉?」

 月夜がオシャレ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ときどきウチでもわからないモノあるわよね~。全員が全員つかってるワケじゃないケド、気になるわこ~ゆ~の」

 そんな事を言いながら続きを読み進める。


「まずは『マウント』――これは一般の言葉になってる気もするけど……相手より自分のほうが上だと誇示する事でしょ」


「『ぴえん』悲しみや嬉しなきをあらわす言葉――これはたまに聞くぐらいかしら? あんまり会話では使わない。文字のときは使うかしら?」


「『タピる』あ~……言う言う。ウチとしては『ウシる』もきてると思うケド」

 勝手に妙な言葉を流行ってるように言う月夜。


「他には『インライ』インスタライブの略。『チルしよう』落ち着けの意味――これはまったく聞いた事ないわね~」


「まあ、そ~ゆ~コトバってそ~ゆ~キジがでてるときにはも~はやってないよねぇ~」

 そう締めくくるイブキだった。

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