ばんノ〜。
いつものバス停にて――
「いまワダイのあつもりのバグとくしゅ~」
イブキがゲ~ム系ニュ~スを集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「サイシンサクはね~。シンコ~フノ~とかデ~タきえるとかキリョクをねこそぎうばうケ~のバグいがいならゆるせるけどねぇ~」
キャラ増殖や変なポ~ズで固まる笑えるバグを思い出しながら、
「レイゾ~コできがえるとかタヌキチがチュ~にうくといったバグがホ~コクされている。ほかにもアイテムぞ~しょくバグもあったが、こっちはパッチでシュ~セ~ずみ。なるほどぉ~わりとオ~ソドックスなバグばっかりだねぇ~」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「エアバスが機内に電子の鼻を設置?」
月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「この電子の鼻は危険なウィルスや爆発物の微粒子を感知する機能があり、人手をかけずに安全性を向上させる事ができる。ふ〜ん……そんな便利な物があるのねぇ〜」
「これをスマホにト〜サイすればもっとあんぜんになるかも」
「ウィルス感知とかできるのかしら?」
「そこはスマホだもん! シンカしていくんだよっ‼︎」
「なにそのスマホ万能説」
「そのうちカンチだけじゃなくってジョキンもできるよ〜になるとおも〜よ」
「じゃ、動物に好かれる音や匂いだしてウチを動物まみれに――」
「それはたぶんムリかなぁ〜」
月夜の野望を打ち砕くイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます