ど~モ~。
いつものバス停にて――
「ガストでマルガリ~タピザがテイクアウトに限り二九九円っ!」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「直径二四センチで一から二人前。そこそこの大きさね~……二九九円なら四、五枚買って帰りたい価格よね~」
ピザをいれるダンボ~ルのピザ箱を五個イメ~ジしながら、そんな事をいう。
「朝一〇時半から販売開始――二九九円ってファ~ストフ~ドのハンバ~ガ~とほぼ同じ価格よね。それと同じ値段でピザばらそう悪くもないわ」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「コ~コガクシャがえらぶキョ~リュ~じだいにイチバンきけんなばしょ?」
イブキがそんな記事を読んでいた。
「そこはサハラとよばれるアフリカとモロッコ、アルジェリアにちかいトコにあるサバクちいき。ここはきょだいなキョ~リュ~やそらとぶワニがいたトコ――おぉ! モンハンのせかいみたいなトコだねぇ~」
イブキがゲ~ム世界を思い出しながら、瞳を輝かせる!
「いいなぁ~。コ~コガクシャのケンキュ~ではこのサハラしゅ~へんはきょだいなニクショクセ~ブツばかりがうろついていたセカイでもっともキケンなバショだったっ! それをかってブキやボ~グをつくってさらにつよいやつかるのがい~んじゃん!」
イブキが人間の基本スペックを考慮しない事を言う。
「でも……せかいのニクショクど~も~セ~ブツがあつまってたなら――」
「月夜もここからきたのかな?」
「いや。ウチ獰猛じゃないからっ!!」
肉食は否定しない月夜だった。
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