らいとはんド。
いつものバス停にて――
「がんばってつくったドラキュラをモチ~フにしたネイルがスシのブリにしかみえないとワダイ?」
イブキがネイルア~ト関連の話しを中心に集められた記事のからそんなものを読んでいた。
「たしかにツメのはえぎわあたりをピンクにして……なかばからさきをチをイメ~ジするブラッドレッドにしたら……ブリだっ!」
ネイルとブリ寿司の画像を交互に見ながら、
「でも、これすっごいがんばってつくったよねぇ~。イロあいみてればわかるよぉ~……やってるサイチュ~はすっごいイイカンジにできてるとおもってやってたけど、カンセ~してみせたらなんかベツモノにシテキされて、もうそれにしかみえなくなってくる――ネイルあるあるだよねぇ~」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「右手から無限に出せたら嬉しい物?」
月夜がそんな記事を読んでいた。
「そんなん一億人中全員が牛丼って答えるわよ」
「え〜! そっかなぁ〜?」
「牛丼が無限に出てくんのよっ! もうこの言葉だけドキドキするのにそれを望まない人がいるハズないじゃないっ‼︎」
恋する乙女のような表情でそういう月夜。
「ん〜……メロンそれを〜ダとか」
「え〜! なんか手がベタベタしそ〜」
「ギュ〜ドンもアブラでベタベタしそ〜だよ」
「お金とかなら汎用性は高そうね〜」
「ニセサツあつかいになっちゃうとこまるから、きんとかサキンは?」
「それも換金が面倒じゃない?」
「ん〜……牛丼かしらね〜」
「む〜……メロンソ〜ダかなぁ〜」
結局、そこに戻ってくる二人だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます