こんせト。

 いつものバス停にて――


「ひとりよ~のコタツっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「パネルヒ~タ~おひとりさまよ~ほりゴタツ。3つパネルによってかくほ~からダンをとるシクミにくわえ――くわえ、じょうぶにはネツをにがさないフ~ド、そこにもユカからのレ~キをシャダンするヒ~タ~をせっちしたパ~フェクトモデルっ!? パ~フェクトっ!! いいねぇ~。パ~フェクトとかアルティメットとかきくとそれだけでスゴそ~っ! っておも~よねぇ~」


「これさえあれば、さむいキョ~シツないでヌクヌク――」


「電源ど~すんのよ?」

 教室の席でヌクヌクしているトコをイメ〜ジしているイブキにそういう月夜。


「そっか〜。ザンネン、おりたたきできるしはこぶのもラクそぉ〜だったのに……」

 画像を見ながら、そう洩らす。


「確かに便利そ〜ね〜……冬コミの徹夜班とかだ使ってそう」


「それこそデンゲンないでしょ」


「強力バッテリ〜とか使いそうじゃない?」


「もっとダイサンしんト〜キョーるみたいにきょだいロボうがかせるよ〜なキョ〜リョクなコンセントをまちのあっちこっちにほし〜よね〜」


「そ〜ね〜。スマホ充電もできるし……ただ巨大ロボはいらないわ」

 同意しながらもそこは否定する月夜だった。

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