しよ〜もくてキ。

いつものバス停にて――


「究極のチ〜ズピザ?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、デリバリ〜ピザの新メニュ〜を見ていた。


「究極ってまた大きくでたわねっ! はっ! まさか牛丼をいれたピザっ⁉︎」

そんな魔改造されたピザをイメ〜ジしながら、


「累計八五万枚を記録したこだわりのチ〜ズピザ……牛丼は関係なさそうね」

少しガッカリしながら、


「モッツァレラデラックスやカマンベ〜ル・シュリンプ、テリヤキクリ〜ムチ〜ズ、チ〜ズミ〜トの四種類を合わせたピザ――牛丼ははいってないケド、一度食べてみる必要がありそ〜ね〜」

月夜がそんな事を言っている隣では、


「サングラスにマイクとヘッドホンをナイゾ〜っ⁉︎」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。



「オ〜プンイヤ〜せっけ〜によってヘッドホンをしているようにはみえない。SiriやGoogleアシストともペアリングかの〜! ARにもタイオ〜してるかぁ〜……もうスパイがシレ〜うけとるデバイスみたいだよねっ!」

そんな事を言いながらスパイ映画冒頭のシ〜ンを思い浮かべる。


「あとはメッセ〜ジさいせ〜ごにジバクするキノ〜がないと」

商品画像を見ながら、そんな余計なオプションを付けようとする。


「そ〜ゆ〜使用目的じゃないからいらないんじゃない」

そう言う月夜だった。

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