こエ。

いつものバス停にて――


「う〜みゅ……ミチシオ、カリョクましカイゾ〜だったかぁ〜……」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スを見ながら、そんな呟きを洩らす。


「クチクカンにはカリョクもとめてないんだけどなぁ〜。それでもスで70ぐらいあればワンチャンあるけど……やっぱしギョライだよね〜クチクカンは――」


「そ〜いえば、3ゴ〜ほ〜にメ〜チュ〜ほせいがこっそりツイカされてたよね。メ〜チュ〜の2ゴ〜、イリョクとヤセンサイキョ〜の3ゴ〜ってニンシキしてたのが3ゴ〜→サイキョ〜。2ゴ〜→リョ〜サンしやすいけど、ちょっとセ〜ノ〜おとるってかんじになっちゃったなぁ〜」

イブキが朝から軍艦の装備を考察している隣では、


「野郎ラ〜メンがアプリ内で月額食べほ〜だいを実施っ⁉︎」

グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声を上げた。


「いいじゃないっ! 月額八六〇〇なら一週間で元はとれるしっ!」


「イッシュ〜カンでとれちゃうのっ⁉︎」


「そ〜よ。だいたい一日一回は行って、三日に一回は今日は二回かな? 時あるじゃない?」


「ないよっ! むしろおひるにオ〜モリたべちゃったらキョ〜はもうなんにもいらないっ! ってなるよっ‼︎」


「ならないわよっ!」


「う〜……でも、イチニチツ〜ラ〜メンはないよおもう……」


「あるわよ。ほら、俗に言うラ〜メンが呼んでるっ! って時」


「そんなよぶコエがきこえんのは月夜だけだよ」

もはや諦めの表情でそういうイブキだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る