かんシ。
いつものバス停にて――
「シェンム~3のディレクタ~インタビュ~がコ~カイかぁ~……コトシのおわりごろにでるモンねぇ~……まさかゾクヘンでるなんてねがっててもおもってなかったからビックリだったよ! セガガガもワンチャンあるかなっ!?」
イブキがゲ~ム情報にのっていた、そんな記事を読んでいる隣では、
「警備会社がドロ~ンを使った巡回警備を実用化。実証テストを刑務所で実施? なんかドロ~ンがでてからドンドン未来的になってきたね~」
テクノロジ~系ニュ~スを見ながら、そんな事を洩らす月夜。
「ケ~ムショでつかわれるってコトは――」
イブキは脱獄を試みた受刑者に向かって捕獲用の投網を発射したり、機銃掃射をするドロ~ンの姿をイメ~ジする。
「経済的にはいいよね。人件費も減らせそうだし、アンタもドロ~ンに監視されればちょっとはまともに勉強するかな?」
何気なく放った月夜の一言に――
首輪で繋がれ、ロボットア~ムに鞭をもったドロ~ンに監視されながら机で勉強させられている姿を想像する。
「イブキさんジユ~のためにたたかうよ。ジョン・コナ~になるよ」
なにかを悟った表情でそんな事を言うイブキ。
「アンタなに言ってんの?」
イブキの想像がわからない月夜は怪訝な表情でそういうのみだった。
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