せんたく。
いつものバス停にて――
「個人でできる危機管理用アプリ?」
月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に興味を惹かれた。
「アプリをダウンロ〜ド後に自分の名前や予め登録されたキ〜ワ〜ドでさまざまなSNSを検索し、誹謗中傷を発見できる? さらにアプリ内で削除要請などの機能もあるかぁ〜」
「人工知能を搭載して『氏ね』や「肝い』などのネットスラングも拾う事できる。なんかこう聞くとすごい気がする!」
月夜がそんな事で感心している隣では、
「う〜ん……どっちのほ〜がイイかな〜?」
イブキが何かを決めあぐねていた。
「ん? どしたの??」
気になった月夜がそう尋ねてくる。
「んとね〜。も〜すぐシンサクのゲ〜ムラッシュがきそ〜だから、ちょっとオカネをね」
「ふ〜ん……」
「ニンテンド〜がバグのハッケンしたヒトにオカネくれるってのと――」
「へぇ〜……アンタらしい」
「センシャかって2オクのキンカイをハッケンするのとどっちがい〜かな?」
そう言いながらイブキは外国のニュ〜スで400万円の戦車買ったら、中のコンテナに数億円の金がでてきたってニュ〜スを見せる。
「普通にバイトするって考えはないの?」
イブキの突飛な金策にそう答える月夜だった。
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