ほ~ちぷれい。

 いつものバス停にて――


「がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」

 イブキが梅雨の曇天にイナズマを浮かべながら、


「オンナのコのムネのセイチョ~は15さいでとまりゅ…………」

 あまりのショックで後半を噛んでしまう。


「ステ~キガストが『MEGA5』という人気のステ~キ5種を盛り合わせた500グラム――二人前で1キロかぁ~……じゅるり」

 隣でへこみまくってるイブキを余所に天空の曇天に肉のイメ~ジを投影する月夜。


「カットステ~キにミスジ、ハ~フチンキン、三元豚、ハンバ~グいいじゃない! 『健康サラダバ~』はライス、サラダ、パン、デザ~トなど20種類が食べ放題――食べほ~だいっ!!」

 胸を押さえてバス停に寄りかかっているイブキを気にもとめず、テンションを上げる月夜。


「肉1キロ(二人前前提)にサイド食べほ~だいかぁ~……いつ行こうかな~週の半ばに活力をつけるため――う~ん……週終わりにガッツリでもいいし~あっ! 週はじめの弾みをつけるためでもいいなぁ~」

 あれこれ考えながら、はしゃぐ月夜。


「う~ん……イブキさんはもうセイチョ~しない……う~……しんじないモン」


「よし! 今日いこ!!」


「イブキさんにもも~ちょっとカマってよっ!!!」

 両手を挙げてそう抗議するイブキだった。

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