おれ~

 いつものバス停にて――


「カップヤキソバの新味『蒲焼のタレ味』ウナギのかば焼きをイメ~ジした商品っ!? いいじゃない!! こういうのを待ってたのよ、ウチは――じゅるり」

 月夜がグルメ系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読みながら、


「ふむふむ……ロ~ストした醤油にミリンやウナギエキスを加え、ガ~リックとジンジャ~で味を調えた甘濃いダレ」

 月夜がそんな事を言ってる隣では、


「う~ん……」

 イブキがなにやら難しい表情で、


「ね~ね~月夜」

 イブキが月夜に向かって口を開く。


「ん~?」



「月夜ってさ~よくおみせのテ~インさんに「ありがとう」とかいうよね?」


「アンタだって言ってるじゃない」


「う~ん……イブキさんは月夜がコンビニのテ~インさんにエガオで「ありがとう」っていってから、そのテ~インさんがボ~と月夜のほうをみるよ~になってからやりだしただもん」


「そ、そ~なの?」


「月夜もみためビショ~ジョだから、ダマされちゃったんだな~って、なかみはウエタケモノだけど」


「その言い方だとウチが男漁りしてるように聞こえるからやめて」


「――で、なんでいうの?」


「それは……飲食店とかだと「ありがとう」とか「ごちそうさま」っていっといたほうが次来た時にいっぱい盛ってくれるかもしれないでしょ」

 打算塗れのJK達だった。

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