どっち?
いつものバス停にて――
「ふ~む……2がつのゲッカンらんきんぐでVitaはカンコレがイッチバンかぁ~……はんばいまえはクソゲ~しゅ~ハンパないからかわないってゆ~ヒトばっかしだったのになぁ~……ユダンしててイブキさんかえなかったモン……」
若干、落ち込むぎみ洩らすイブキ。
「まっ――すぐにネットでかったけど」
「ふ~ん……朝ゴハンは米かパンの論争で辛うじて米派が勝利ねぇ~」
月夜がグルメ系ニュ~スにあったそんな記事を読んでいる。
「でも、そんなに差はないわね。米派が54パ~セントでパンが38パ~セントかぁ~……」
「そ~いえば――」
「イブキはどっちなの?」
「ん?」
ゲ~ム情報に夢中になってたイブキが突然、話しを振られて不思議そうな表情をする。
「朝ゴハンは米かパンかってゆ~話しよ」
「あ~……う~ん……イブキさんとのバ~イ、ゴハンのときもあるし、パンもあるし……めだまやきもあるしな~……」
「へぇ~……そうなんだ」
「月夜はどっちなの?」
「ウチ? ウチはどっちもよ」
「あ~……やっぱし、そ~なんだ」
イブキはそういって納得するのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます