おどらされるもの。

 いつものバス停にて――


「う~ん……モヤシとランオ~でテガルにできるモヤシユッケかぁ~、これはテガルでおいしそ~かも」

 イブキが料理のレパ~トリ~を増やすためにグルメ系情報を漁っていると、


「へぇ~。そんな事すると、通信速度があがるんだ~」

 月夜が珍しくテクノロジ~(?)系のニュ~スというか、噂話しをまとめたような情報サイトを見ながら感心したように洩らす。


「……月夜」

 イブキが若干、呆れの混じった表情で、


「ん?」


「それって……もしかして110ばんじゃないのね?」


「あら? よくわかったわね。知ってたの? イブキ」


「月夜……それデマだよ。かけちゃダメだからネ」


「えぇ~! そ~なのっ!?」


「だって、ハッシンで110しちゃったらケ~サツにかかちゃうでしょ」


「あっ! そっか」

 ポンと手の平を打ち鳴らして得心する月夜だった。

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